日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月16日土曜日

◆【予想スタメン】小笠原が欠場の鹿島、湘南を“知り尽くす”永木が移籍後初先発か(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160415/431260.html



■湘南ベルマーレ 鹿島戦の通算成績は黒星先行も、昨季は2戦2勝

 前節のヴァンフォーレ甲府戦、湘南は立ち上がりにセットプレーから先制を許し、早々にビハインドを負った。その後粘り強く戦い、後半に追いついてさらに攻勢に出たがゴールには届かず、逆にアディショナルタイムに2失点を喫し、1-3で敗れた。開幕から6戦勝ちなし、複数失点も続き、リーグ戦は3連敗となった。

 厳しい結果となったことは否めない。ただ、結果の奥に見るべき内容があることもまた事実だ。人数をかけた甲府の堅いブロックに対して果敢に攻め入り、ペナルティーエリアに入った回数も、作ったチャンスの数も少なくない。セットプレーの失点やシュートを決め切る部分など、勝利に近づくために必要なディテールと向き合い、チームとして向上している側面にも目を向けながらトレーニングに励んできた今週である。

 今節でホームに迎える鹿島との対戦成績は、7勝1分15敗と相手にリードを許す。昨季は湘南が2戦2勝を収めているものの、内容は鹿島が上回った。強敵であることは言うまでもない。

 対して湘南は、ベンチ入りを含め、ここまでほとんどのメンバーが公式戦に携わっている。加入間もない長谷川アーリアジャスールを含め、全体のコンディションは変わらず高められており、今節も誰が起用されるか興味深いところだ。互いの切磋琢磨が成長を促し、チームとして大切にすべきを皆で共有している。昨季まで湘南に在籍した永木亮太との再会も楽しみな中、最後の一歩まで粘り強く自分たちのスタイルを発揮したい。(隈元大吾)

■湘南予想スタメン
3-6-1
GK
村山智彦
DF
岡本拓也
アンドレ・バイア
三竿雄斗
MF
藤田征也
石川俊輝
長谷川アーリアジャスール
菊池大介
大槻周平
高山薫
FW
キリノ

■鹿島アントラーズ 前節は昨季王者を撃破、連勝を伸ばして首位浮上なるか

 昨季王者のサンフレッチェ広島に4-1で完勝し、勢いに乗る鹿島は、アウェーの湘南戦に挑む。広島戦で今季初ゴールを挙げ、FW起用に応えた土居聖真が引き続き、先発する見通し。土居は「1点で終わりじゃなく、2、3点とチームとしても、個人でも狙っていきたい」と意気込む。

 また、出場停止の小笠原満男に代わり、永木亮太が先発する見込み。奇しくも、6年を過ごした古巣の湘南を相手に、移籍後リーグ戦初先発となる。湘南サポーターからのブーイングも想定されるが、「(ブーイングでも、歓迎されても)両方に対して気持ちの準備はできている」とし、「成長した姿を見せたい」とモチベーションを高く、Shonan BMWスタジアム平塚に乗り込む。湘南の長所、短所を把握済みで、立ち上がりの主導権争いを勝負の分かれ目として挙げた。チームの心臓、小笠原主将が出場停止だが、決してマイナスな面ばかりではなく、永木が新たな姿をチームにもたらす可能性は十分にある。

 さらに、かかとのけがで別メニュー調整を続けていた実力者、ファン・ソッコが13日から練習に合流。堅守を支える昌子源、植田直通への刺激になることは間違いない。勝てば首位浮上の可能性がある湘南戦。昨季連敗を喫している相手だけに、鹿島は序盤から高い集中力で臨む考えだ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
昌子源
植田直通
山本脩斗
MF
遠藤康
永木亮太
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真

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