日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月9日土曜日

◆【予想スタメン】ウタカ擁する広島、1stステージ王者と激突…鹿島はファン・ソッコが先発か(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160708/466192.html



2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第2節
7月9日 19:00 サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ(@エディオンスタジアム広島)

■サンフレッチェ広島 新システム採用で攻撃力向上、鹿島との直近5試合では15失点

 森保一監督の口癖は「サッカーはフォーメーションだけでは決まらない」であり、それは事実である。だが、現有戦力が最も力を出しやすい形の選択は、非常に重要だ。今の広島は、そこがピタリとはまっている。対浦和戦の61分、佐藤寿人の投入からスタートしたこの形が209分で9得点無失点とまさに爆発だ。しかも、ミキッチ、青山敏弘、水本裕貴、森崎浩司、佐々木翔、宮原和也ら主力が負傷中で、紅白戦のメンバーにも事欠く状況での成果なのだ。

 特に輝きを放っているのが、ピーター・ウタカと柴崎晃誠だろう。ウタカは2試合連続得点、3試合連続アシストを記録し、14得点7アシストは両部門でリーグトップ。また柴崎は3試合連続得点。6得点は自身最高の得点数に早くも並んだ。しかも、この3試合で柴崎が記録した4得点はすべてウタカのアシスト。2人の間に特別なホットラインが存在し、その間を佐藤寿人がうまく取り持ち、スペースメイクしているのが、このフォーメーションの特長と言えるだろう。

 ミキッチと宮原は練習に復帰したとはいえ、公式戦に出場できるかと言えば、疑問符がつく。パスワーク中心の攻撃に異物感を与え、それが強烈なインパクトを与えていた浅野拓磨も鹿島戦を入れて残り3試合でアーセナルに移籍となり、またも戦力ダウンは否めない。ただ、2014年以来の5試合で1分4敗、15失点と撃たれまくっている1stステージ王者の鹿島を相手に新フォーメーションが機能すれば、今後の戦いに大きなメリットを与えることは言うまでもない。(紫熊倶楽部 中野和也)

■広島予想スタメン
3-5-2
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
森崎和幸
MF
丸谷拓也
柏好文
浅野拓磨
柴崎晃誠
清水航平
FW
ピーター・ウタカ
佐藤寿人

■鹿島アントラーズ 2ndステージ開幕戦は1-3で敗戦、前節から先発2人を入れ替えか

 J1・2nd第1節のガンバ大阪戦で黒星スタートを喫した。今季ワーストの3失点に加え、1stステージ制覇直後の敗戦。ただの1敗で済ませてはいけない内容だった。目標に据える年間優勝に向け、是が非でも連敗を避けなければいけない状況で、アウェーの広島戦を迎える。

 石井正忠監督は攻守で一人ずつ先発の入れ替えを行う。足の痛みと体調不良で開幕戦を欠場した金崎夢生が復帰する予定。さらに植田直通に代わって、ファン・ソッコが入る。「結果を見てみれば、優勝から気持ちが切り替わっていなかったと言われても仕方がない」(昌子源)という中で、特に植田の先発落ちは、チームにとって大きな刺激になるはずだ。 優勝した安堵、主力が固まってきた安心感。どことなくチームに漂っていた緩い空気は、開幕戦の完敗とこの起用で一掃されるはずだ。

 UAEのアル・アインに移籍したカイオの穴は大きいが、「同じことはできないけど、違う形で埋めていきたい」(昌子)という意識がチーム全体に広がっている。サッカーでは連勝がストップすると、その反動から勝てなくなるという傾向がある。ただ、それも選手は理解しており、広島戦は2ndステージの戦いを左右する大きな1試合として捉えている。1stステージを制した鹿島だが、広島戦は危機意識を持って臨むことになりそうだ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
中村充孝
FW
金崎夢生
土居聖真

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