日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年7月14日木曜日

◆1st王者・鹿島が3発完封で2連勝…苦しむ名古屋、11戦勝ちなし(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160713/467993.html



 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第3節が13日に行われ、鹿島アントラーズと名古屋グランパスが県立カシマサッカースタジアムで対戦した。

 9日に行われた第2節でサンフレッチェ広島を4-2と破った鹿島。中3日で迎えるホームゲームでは先発メンバーを5名入れ替えた。最終ラインにDF伊東幸敏とDFブエノ、ボランチにはMF小笠原満男ではなくMF永木亮太が入り、2列目にはMF鈴木優磨が名を連ねた。そして前線ではFW金崎夢生がベンチ外となり、ユースから昇格した18歳のルーキーFW垣田裕暉がリーグ戦初先発初出場を果たした。

 一方の名古屋はリーグ戦10戦勝ちなしと深刻な不調に陥っている。9日の第2節川崎フロンターレ戦では0-3と完敗。5月4日に行われたファーストステージ第10節の横浜F・マリノス戦以来の勝利を目指す。先発メンバーは4名が変更。今夏に加入したDF酒井隆介、MF明神智和とMF古林将太、MF小屋松知哉がメンバー入りを果たした。酒井のほか、MF扇原貴宏、MFハ・デソンと今夏に獲得した3選手が揃って先発出場となった。

 立ち上がりから攻勢をかけたのは鹿島だった。6分、右サイドからのスローインがペナルティーエリア内へこぼれると、最後はFW土居聖真のパスを受けたMF中村充孝が冷静なトラップから左足シュートを決めた。鹿島が早々と先制に成功した。

 1点リードとなった鹿島は名古屋に押し込まれる時間が続いたものの、26分に追加点を記録する。右サイドでボールを持った永木のクロスが相手に当たってファーサイドへ流れると、最終ラインの背後に走り込んでいたDF山本脩斗が押し込み、リードを2点に広げた。

 2点ビハインドを負った名古屋は36分、シモビッチが左サイドからペナルティーエリア中央へドリブルで持ち込んでシュートを放ったが、枠の左へ。さらに前半終了間際には左深くまで持ち上がった安田理大のクロスからハ・デソンが決定的なヘディングシュートを放ったものの、GK曽ヶ端準が左足でファインセーブ。ゴールネットを揺らすことができず、前半は2-0で終了した。

 2点を追う後半、名古屋は54分に敵陣で相手のクリアを拾い、シモビッチのポストプレーからハ・デソンがボレーシュート。強烈なボールが枠を捉えたが、GK曽ヶ端の正面を突いた。対する鹿島は63分、左サイド深くから中央へ戻し、柴崎岳が強烈なミドルシュート。枠を捉えたが、GK楢崎正剛のセーブに阻まれた。

 65分以降は拮抗した展開となった。両チームとも決定機を作れないまま、試合は終盤へ。82分には鹿島の赤崎秀平がペナルティーエリア内でパスを受け、鋭い反転から左足シュートを放ったものの、わずかの枠を越えた。

 勝負を決める3点目はセットプレーから決まった。鹿島は87分、左CKからゴール前でシュートを連ね、最後は鈴木が豪快に右足で蹴り込んでゴールネットを揺らした。

 試合は3-0で終了。2連勝を果たした鹿島が年間勝ち点を「45」に伸ばした。次節は17日、ヴァンフォーレ甲府とアウェーで対戦。一方、リーグ戦11試合勝ちなしとなった名古屋は次節、同日にサガン鳥栖とアウェーで対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 3-0 名古屋グランパス

【得点者】
1-0 6分 中村充孝(鹿島アントラーズ)
2-0 26分 山本脩斗(鹿島アントラーズ)
3-0 87分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事