日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年7月3日日曜日
◆第1S覇者鹿島、自慢の守備ボロボロ今季最多3失点(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1672381.html
<明治安田生命J1:鹿島1-3G大阪>◇第2ステージ第1節◇2日◇カシマ
第1ステージ(S)覇者の鹿島が、わずか1週間後に開幕した第2Sは黒星発進となった。
前半23分、DF山本脩斗(31)が左サイドを破って中央へグラウンダーのクロス。5試合ぶりに先発したFW赤崎秀平(24)がダイレクトで左足を合わせ、ゴール左に流し込んだ。今季11戦目の出場で待望の初得点。前期王者が幸先よく先制した。
しかし、3分後に失点する。G大阪のワンタッチプレーで崩され、最後はMF大森晃太郎(24)に右足でゴールを割られた。ドイツ1部アウクスブルクに移籍したFW宇佐美貴史(24)の代役に決められ、相手を勢いに乗せてしまう。後半15分と28分にはCKから簡単に勝ち越し弾、ダメ押し弾を献上し、今季ワースト3失点となった。
第1S優勝の喜びもつかの間、石井正忠監督(49)は神妙な面持ちで「2万人を超えるサポーターの方々に、第1Sと同じような質の高いサッカーをお見せできず残念です」。日本代表FW金崎夢生(27)が右脚打撲で欠場し、MFカイオ(22)をUAE1部アルアインへの移籍問題で欠いた影響を聞かれ「夢生の代わりに先発した(赤崎)秀平が決め、いい形が続けられるのかなと思ったけど。3分後の失点が今日のポイント。あそこから下がってしまった。その後の2失点はセットプレー。徹底的に練習する」と話した。
日本代表DF昌子源(23)も「夢生君の欠場も、カイオの急きょの移籍も仕方のないこと。言い訳にならない」と強調。第1S優勝から1週間後の完敗に「結果論ですけど、切り替えができていなかったのかなと思う。ただ単に自分たちが甘かった」と反省した。
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