日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年7月25日月曜日
◆[NB CHAMPIONSHIP U-13]鹿島つくばJYが好守と五町決勝ゴールでC大阪U-15振り切る(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?194688-194688-fl
[7.24 NB CHAMPIONSHIP U-13 1回戦 C大阪U-15 0-1 鹿島つくばJY 時之栖裾野D]
Jリーグ下部組織12クラブに中体連、街クラブの強豪計24チームが優勝争う“全国大会級”のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2016」は24日午後、順位決定トーナメントへ突入。上位8チームによる「トーナメント1」1回戦で予選リーググループF1位のセレッソ大阪U-15とグループC2位の鹿島アントラーズつくばジュニアユースが激突し、鹿島つくばJYが1-0で勝った。
鹿島つくばJYの土田哲也監督は「まだまだです。プレッシャーがかかると焦ってしまう。やっている選手が一番気づいていると思います」と指摘した。試合序盤はMF中埜航平中心にボールを動かすC大阪U-15がチャンスを連発。だが得点には至らない。8分には抜け出しからFW下川陽輝がGKとの1対1を迎えたが、ここは鹿島つくばJYのGK岸本悠将がストップ。直後にも右サイドを抜けだしたFW高橋春喜が右足でシュートを放つが、左ポストを叩き、こぼれ球もCB福原陽向にクリアされてしまう。
一方の鹿島は落ち着いてボールを動かすことができず、C大阪に連続攻撃を許してしまっていた。それでも幅広い動きでゴールを守る福原やゴール前で健闘したCB森山駿を中心に守った鹿島つくばJYは20分にワンチャンスをものにする。相手の背後を狙ったFW五町蓮がMF立山大祐からのパスを受けると、「丁度いいところに来た。トラップでGKをかわして流し込んだ。めっちゃ嬉しかった」とGKをかわしてから先制点を奪い取った。
C大阪U-15はその五町が「セレッソはめっちゃ強かった。一人ひとり技術があって、簡単に剥がされた」と振り返るほどの強敵。先制後にもMF根木賢聖の1タッチパスで高橋に抜けだされてピンチを迎えた。だが、鹿島は後半、C大阪の攻撃を停滞させる。先日鹿島のトップチームデビューを果たしたFW垣田裕暉の弟、FW垣田将吾や交代出場のFW中山隼を筆頭に厳しさを増したプレス。相手ボールに1人、2人と襲いかかって選択肢を奪い、ボールをもぎ取った。
GK岸本が「みんな狙い所はっきりしていてボールの奪い方が良かった」と説明し、五町も「DFラインは声出してやってくれていたし、頼もしかった。(自分たちは)球際、走りでは負けない。プレスは常に言われている部分」と口にしたように、厳しさを増した守備から立て直した鹿島つくばJYに対し、C大阪U-15も22分に下川が中央を抜けだしたが、再びGK岸本が1対1をストップして見せる。
C大阪U-15はやるべきことを徹底して守る相手から最後まで1点を奪うことができず。鹿島つくばJYが予選リーグ最終節でC大阪U-15に敗れた鹿島ジュニアユースの“敵討ち”に成功した。土田監督も「全然足りないところもあるけれど、個人、戦術のところでサッカー理解力がある」と説明する鹿島つくばJYが試合の中で対応して掴んだ準決勝への切符。それも毎試合、先発とサブ組を入れ替えて、多くの選手に真剣勝負の場で色々な経験をさせながらの勝利となった。
(取材・文 吉田太郎)
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