http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/09/01/kiji/K20160901013268750.html
W杯アジア最終予選B組 日本―UAE (9月1日 埼玉)
UAEとの重要な初戦を前に、またしても逆風が吹いた。MF柏木とDF昌子が別メニュー調整。柏木は左股関節、昌子は左内転筋の違和感を訴え、両選手とも午前中にさいたま市内の病院で精密検査を受けた。関係者によると、今後の回復次第では6日に敵地で行われるタイ戦で選手を入れ替える可能性もあるという。
ハリルジャパンはすでにDF長友佑都(29=インテル・ミラノ)が右ふくらはぎ痛、DF槙野智章(29=浦和)は右太腿裏肉離れで合宿参加を見送った。前日(30日)の練習はフルメニューをこなしていた昌子は「(吉田)麻也くんと森重くんの牙城を崩せ、と監督から言われていた」と悔しそうな表情を浮かべ、会見でハリルホジッチ監督も「どういう選手を使うかチョイスが難しい」と頭を抱えた。
欧州組はリーグ戦が始まったばかりでコンディションに個人差があり、国内組は真夏の過密日程で、ハリルホジッチ監督が「疲労がたまっている」と指摘する状態。相次ぐアクシデントを乗り切るには、指揮官を含めたピッチ外のマネジメントが重要になる。