日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月6日火曜日
◆決勝で待ってろレアル!J1王者・鹿島、“下克上”世界一だ(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161206/jle16120605020001-n1.html
クラブチーム世界一を決める大会に開催国枠で初出場するJ1王者・鹿島が5日、横浜市内で公式会見に臨んだ。初戦(8日、横浜国)の相手は、セミプロ集団ながら、8度目出場のオセアニア王者・オークランド(ニュージーランド)。日本代表MF永木亮太(28)は、3連勝した上で欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)との決勝対決を熱望。J年間勝ち点3位から“下克上V”した勢いのまま、今度は世界を驚かす。
開催国代表として世界に挑む。公式会見には石井監督、DF昌子、MF永木が出席。テーブル上には、年間勝ち点3位から“下克上V”を果たしたシャーレが輝いた。
「Jリーグの代表として、いい戦いをして決勝までいきたい」
指揮官の次なる野望は世界征服だ。MF永木は「レアル(マドリード)とやりたい」と決勝でFWロナウドらスター選手が居並ぶ“銀河系軍団”との対戦を熱望した。
Jリーグ8度の優勝を誇る鹿島だが、意外にも今大会は初出場。過去3度、チャンスを得ながら2007年はACL覇者の浦和、08年は同じくG大阪が出場(同一国から複数クラブは出場不可)。09年はアラブ首長国連邦が開催国で出場を逃した。悲願ともいうべき世界大会を前に「広島さんを参考に戦います」と石井監督。昨年3位の広島・森保一監督(48)から情報を収集済みだという。
まずは初戦を勝って勢いに乗る。開幕戦の相手オークランドは、セミプロクラブながら歴代最多の8度目出場で、2014年大会で3位になった。選手は別に本業を抱えており法律家を目指す者、不動産業に携わる者、教師など異色揃い。日本人のDF岩田は、すし店で修業していた。
鹿島はこの日午前に練習を再開。CS決勝第2戦から中4日の厳しい日程だが、永木は「日本王者として恥ずかしくない戦いをしたい」と気合を入れた。CSでみせた勢いそのままに憧れの舞台で、もうひと暴れする。 (清水公和)
自身と同じ1992年生まれのRマドリードMFイスコの名を挙げたDF昌子
「対戦できるなら、自分の全部をぶつけたい」
★チケットあり
鹿島の出場が確定したのが3日だったこともあり、8日の開幕戦の入場券はまだ残っている。大会公式サイト(http://www.jfa.jp/match/fcwc_2016/ticket.html)などで購入が可能。
クラブW杯とは
国際連盟(FIFA)主催のクラブチームによる世界一決定戦。2000年にブラジルで第1回大会が開催されたが、その後は資金難で中断。05年より欧州王者と南米王者が日本で対戦するトヨタ杯と統合し、各大陸王者が参加する形式となった。07年に開催国枠が採用され、現行の6大陸王者に開催国王者を加えた7チーム制となった。17年、18年大会はアラブ首長国連邦で開催される。19年以降は出場チーム数を拡大したうえで、隔年開催とする案があり、現行形式での日本開催は今大会が最後となる可能性がある。日本勢の最高成績は07年浦和、08年G大阪、15年広島の3位。
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