日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年12月20日火曜日

◆鹿島・柴崎、レアルから衝撃2発で株急上昇!夢の海外移籍へチームも容認(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161220/jle16122005030001-n1.html

世界に衝撃を与えた柴崎(左)。希望する海外移籍の可能性が高まってきた

 クラブW杯決勝(18日)でレアル・マドリードから2得点を挙げたJ1鹿島のMF柴崎岳(24)が、レアル・マドリードの地元、スペインで評価が急上昇していることが19日、判明した。スペイン・マルカ紙は「鹿島の宝石」などと見出しを立てた。海外志向の強い柴崎について、チームの鈴木満強化部長(59)は「これからオファーが来るだろう」とし、移籍を容認する考えを示した。

 衝撃の2得点で王者を慌てさせたMF柴崎が、世界のメディアから高評価された。レアル・マドリードとの決勝戦から一夜明けたこの日、“時の人”になった。

 ビッグクラブを相手に、柴崎は前半44分に同点弾、後半7分には勝ち越し弾。ともに左足で決めた。「鹿島の宝石」との見出しを立てたスペイン・マルカ紙は「2点を決め、レアルを脅かした柴崎は、スペインでのプレーを望んでいる」とした上で「決勝でのプレーは世界中の技術部長たちの目に留まったはずだ」と報じた。

 さらに同紙は「たったの200万ユーロ(約2億5000万円)の市場価値しかない」と柴崎の“お得感”をにじませる見出しも立てた。「柴崎はキャンディー(お得)。甘くて魅力的なプレーヤー」と、今が獲得のチャンスだとも伝えた。

 以前から海外志向が強かった柴崎だけに、今回は海外移籍が実現しそうな状況だ。海外の評価は「うまい、安い」。コストパフォーマンスも十分で、柴崎にとって今は海外移籍の“好況”にあるといえる。鈴木強化部長は「海外からの問い合わせ? それはまだない。昨日の今日だから」といいつつも「岳(柴崎)は、すごかった。オファーは来るんじゃないかな。これで(海外へ)行きやすくなるんじゃないかな。しかたないね、(柴崎が)抜けても」と海外移籍を容認する考えを示した。

 チームはレアル・マドリードに延長戦の末、2-4で敗れたが、「白い巨人」を相手に奮闘した柴崎は海外メディアから絶大な評価を受けた。世界のサッカー市場が、「SHIBASAKI」の動向に注目する。 (宇賀神隆)

★この日の鹿島

 激闘から一夜明けたこの日、練習は行わず、オフだった。20日に年間表彰式「Jリーグアウォーズ」(横浜アリーナ)、24日に天皇杯・準々決勝、広島戦(カシマ)を控えており、柴崎ら選手たちは、まずは体を休めることを優先した。

★視聴率歴代最高26・8%

 日本テレビ系で18日夜、生中継されたサッカーのクラブW杯決勝戦、鹿島対レアル・マドリード(スペイン)の平均視聴率が、関東地区で歴代最高の26・8%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区は19・9%だった。これまでは、2007年の浦和対ACミランの23・1%が最高だった。関東地区の瞬間最高視聴率は、後半終了直前の36・8%だった。試合は2-4で鹿島が敗れた。

柴崎 岳(しばさき・がく)
 1992(平成4)年5月28日生まれ、24歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権準優勝。11年に鹿島入り。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。同年ナビスコ杯MVP&Jリーグベストヤングプレーヤー。同年2月にA代表に初選出。14年9月のベネズエラ戦で国際Aマッチ初出場&初得点。15年アジア杯メンバー。J1今季31試合3得点、同通算172試合17得点。代表通算13試合3得点。1メートル75、64キロ。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事