日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月20日火曜日

◆【鹿島】石井監督に続投要請!世界2位を評価、指揮官「もちろんやりたい」と前向き(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161220-OHT1T50061.html



 18日のクラブW杯決勝でRマドリードと激戦の末に準優勝した鹿島は19日、石井正忠監督(49)に来季の続投を要請する方針を固めた。強化責任者の鈴木満常務(59)が明かし、近日中に会談の場を設ける考え。同監督も「来年ももちろんやりたいと思っている」と前向きな姿勢を示しており、続投に向けて大きな支障はない。

 鹿島が石井監督に続投要請することを決めた。Rマドリード戦から一夜明け、鈴木常務は「これから石井監督と話をする。監督の行きたいところ、クラブが目指すところ。そこに大きな違いがないことを確認した上で続投を要請する」と明言。クラブ在籍25年の指揮官と方向性にズレが生じる可能性は低く、同監督もこの日までに「もちろん(来季も)やりたい」と話していることから、続投は決定的な情勢となった。

 昨年7月、解任されたトニーニョ・セレーゾ監督の後を受けコーチから昇格。同年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)で優勝し、今季の第1ステージ(S)を制した。第2Sは11位に低迷したが、チャンピオンシップ(CS)で川崎、浦和と撃破。7年ぶりのリーグタイトルをもたらして迎えたクラブW杯決勝では、Rマドリードから一時リードを奪う采配を見せ、アジア勢初の準優勝に導いた。

 チームがCS、クラブW杯で快進撃を続ける中でも、フロントは監督人事を「白紙」とし、退任を含めて「クラブの将来を見据えた上でベストは誰か」(クラブ幹部)という視点で検討してきた。石井監督の求心力、采配、8月下旬に心労で一時戦列を離れる原因となったメンタル面。それらを「総合的に判断した」(鈴木常務)。来季で3シーズン目となる石井体制。W杯準優勝クラブとして、鈴木常務は「全勝。全部のタイトル獲得」を目標に掲げた。チームは19、20日と久々のオフ。24日の天皇杯・準々決勝(対広島)へ向け、21日から再始動予定だ。

 ◆石井 正忠(いしい・まさただ)1967年2月1日、千葉・市原市生まれ。49歳。市原緑高―順大を経て89年にNTT関東(現大宮)入社。91年に鹿島の前身・住友金属工業入り。98年に福岡に移籍し主にMFとして活躍。同年に引退し、鹿島のユースコーチやトップのフィジカルコーチ、ヘッドコーチを歴任。2015年7月、監督に就任した。選手ではJ1通算95試合3得点。

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