日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年1月29日日曜日

◆【鹿島】柴崎、スペインへ出発!ラスパルマスと正式契約へ(報知)




 鹿島のMF柴崎岳(24)が28日、スペイン1部ラスパルマスとの契約準備のためスペインに向けて出国した。関係者によると交渉に当たっている代理人から要請されたもので、正式契約に必要な柴崎本人のメディカルチェック、サインのために飛び立ったという。念願だったスペイン移籍がいよいよ実現する。

 柴崎は昨年12月18日、クラブW杯決勝のRマドリード戦(横浜国際)で2得点を挙げ、その名前を世界に知らしめた。昨季はリーグと天皇杯の2冠を達成。1月末で鹿島との契約が切れるため、違約金がかからないことも海外挑戦を後押しする一因となった。自身のプレースタイルから適応が可能だと判断するスペインリーグに絞って売り込んでいく中、早い段階でラスパルマスから「99.9%オファーが来る」(関係者)という感触を得た。

 スペイン1部ではFW大久保嘉人がマジョルカ、MF中村俊輔がエスパニョールに在籍したが、主力として活躍するまでには至らなかった。現在はエイバルでMF乾貴士(28)、セビリアでMF清武弘嗣(27)がプレーしており、柴崎の移籍が実現すれば日本人では10人目。日本人にとっては実績の少ないリーグだが「ただ海外でプレーできればいいとは思っていない」と話していた柴崎にとっては、吟味を重ねた移籍先でもある。

 ラスパルマスはスペインの首都マドリードから約2000キロ南西に離れたカナリア諸島を本拠とし、1部では中位よりやや下に位置づけられる。海外挑戦の第一歩を踏み出す瞬間が、間もなくやってくる。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170129-OHT1T50083.html

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