日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年2月20日月曜日

◆鹿島・昌子、ターンオーバーに前向き…その背景には昨年12月の連戦(サンスポ)


鹿島・昌子、ターンオーバーに前向き…その背景には昨年12月の連戦

 「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」が2月18日、日産スタジアムで行われた。試合は3-2で、鹿島アントラーズが浦和レッズに勝利。鹿島が同大会六度目の栄冠に輝いた。試合後、鹿島DF昌子源が囲み取材に応じた。

 勝利こそ収めたが、74分と75分に連続で失点。このシーンについては「集中力ではない気がするけど、あれは、ナオ(DF植田直通)といっぱい話したんで。こっちで解決します」とコメントするにとどめた。

 鹿島はAFCチャンピオンズリーグと明治安田生命J1リーグを並行して戦うため、スケジュールもタイトになる。だからこそ昌子は、ターンオーバーについて前向きな考えを示す。「これからの連戦、全部スタメンで行けるかと言ったら無理だと思う。きょう(ゼロックス杯)のスタメンがベンチ外ということもあり得る。チーム全員の力が必要だし、そのことを鹿島のみんなは分かっている」と話す。

 こうした境地に至った背景には、昨年12月の連戦、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ、FIFAクラブワールドカップ、天皇杯全日本サッカー選手権大会を戦い抜いた経験がある。「そういうのを経験してるし、それが分かってるんじゃないかな」と話した。

 その昌子は「マチ(DF町田浩樹)なんかも、やっぱりいいものを持ってる。それをもっと出して(ほしい)」と、育成組織出身の19歳に期待を寄せる。「一対一で僕が簡単に抜かれてるところを見せたら、それはダメだと思う。だから最後まで食らいつく、一対一は全部勝つとか。そういう見せ方を僕は伝える部分もあるのではないかな」と、ディフェンスリーダーとしての自覚を語る昌子。

 「だってセンターバックで最年長ですもん。昨年は(ファン・)ソッコがいてくれたから。ソッコは経験のある選手やし、いろいろ言ってくれた。そういう人がいなくなって。もちろんソガさん(GK曽ヶ端準)とか、(西)大伍くんとか、(山本)脩斗くんとかはいますが。自然と責任感は(出てくる)」と続けた。

 一方、途中出場で決勝ゴールを決めたFW鈴木優磨については、「入ってきたら何かやるなっていうのは感じてる。オーラじゃないけど、点決めますよみたいな。俺のところにボールをよこせ。っていうのを感じる。偶然ではないのかなって感じます」と、存在感を高めていることを示唆。

 「茶髪でオラオラしてるけど、根はしっかり者。あいさつは、ちゃんとする。そういうやつなんで。でも、やっぱりそういうギラギラ感がいいんじゃないですかね」と鈴木評。「6試合6得点決めて、サブですからね。それは本人が一番納得が行ってないでしょう。途中からでも結果を出すからスーパーサブとして(評価されている)っていうのはあるけど、本人はそれじゃ絶対納得せんと思う。(きょう出場したFWの中で)自分だけが(点を)取ったっていうのは、すごいアピールになると思う。くさらずやってほしいなと思います」と、さらなる飛躍に期待を寄せた。(Goal.com)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170219/jle17021911580009-n1.html

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