日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月23日木曜日

◆久保&大迫&原口!サムライ3トップがUAEを切り裂く(サンスポ)


試合会場で公式練習を行ったイレブン。ダッシュの練習では原口(手前左)と大迫(手前右)が競り合った(撮影・中井誠)

 サッカー・日本代表公式練習(22日、UAE・アルアイン)ロシアW杯アジア最終予選B組で23日(日本時間24日午前0時半)にアラブ首長国連邦(UAE)と対戦する日本は、FW大迫勇也(26)=ケルン=が3トップのセンターで先発することが濃厚となった。FWは、所属クラブで結果を残している“旬な3人”になるもよう。バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は公式会見に臨み、審判に“注文”をつける場面も。選手たちは試合会場で公式練習を行い、決戦に備えた。

練習に臨む久保裕也

 敵地での大一番を翌日に控え、選手たちは試合会場のハッザ・ビン・ザイード・スタジアムで公式練習に臨んだ。UAE入りしてからも好調を維持するFW大迫が、3トップのセンターで先発することが濃厚となった。

 「若いとか、年が上の人とか関係なく、出た人がちゃんとやること。しっかりと戦ってプレーで示すことで、みんなが競争できると思う。年齢は関係ない」

 これまではFW岡崎が君臨してきたが、26歳の若武者はドイツで着実に力をつけてきた。2014年から所属するケルンではサイドMFや2列目など本職ではない起用も続いたが、確かな結果を示して今ではFWとしてチームの中心になった。18日のヘルタ戦では豪快なロングシュートを決めたばかり。絶好調のまま代表に合流し、頼もしい限りだ。

 「どんどんゴールを狙うこと。(相手に)勢いがあるな、と感じさせることをやる。ゴールを狙うことは単純なことなので、やっぱり1トップ(センター)の選手がやるべきことかな」

 昨年9月1日のホームで敗れたUAE戦(●1-2)では招集されなかった。自身も対戦経験はないが、相手にとってもデータ不足の伏兵となり得るはずだ。

 さらに左FWには、W杯アジア最終予選で歴代最多の4戦連発中のFW原口、右FWにはベルギーでゴールを量産しているFW久保が先発する見込み。厳しい敵地での一戦は、絶好調で“旬な3人”を起用して、勢いに乗る。 (大石豊佳)

練習に臨む大迫勇也

FW原口
「自分は好調とは思っていない。勝てれば何でもいい。誰が点を取っても何でもいい」

★22日の公式練習

 22日の公式練習試合会場のハッザ・ビン・ザイード・スタジアムで午後6時から約1時間、最終調整した。MF高萩(FC東京)は打撲している右足親指の痛みが引かず、宿舎で別メニュー調整。23人がピッチに現れ、ジョギングなどで汗を流した。冒頭以外は非公開となり、紅白戦など戦術練習が行われたもよう。

アジア最終予選
 A、B各組2位までがW杯出場権を獲得。3位同士が対戦し、勝者は北中米カリブ海4位との大陸間プレーオフに回る。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170323/jpn17032305030005-n2.html

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