日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月23日木曜日

◆ケルンで好調の大迫が日本代表で担う「ゴールを狙う」という単純な役割(サンスポ)


ケルンで好調の大迫が日本代表で担う「ゴールを狙う」という単純な役割

 日本代表は23日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・アラブ首長国連邦(UAE)代表戦に向け、敵地アル・アインでトレーニングを行っている。21日の練習は冒頭15分のみ公開。2016年11月15日に行われたサウジアラビア代表戦から約4カ月が経過したこともあり、「戦術練習うんぬんをやりました」と話す大迫。しかし、詳しい様子について尋ねると「まあ細かいところですけど、あんまり言わないでくれって監督に言われてるんで、言えません」と答えるにとどまった。

 「今日は涼しい。試合になると分からないですが、ただ暑くても寒くても相手も一緒なんで変わんないんじゃないかな」と、あくまでも自然体。その背景には、ケルンでコンスタントに出場し、ゴールという結果を残せていることがある。ただし、ケルンと日本代表では役割が異なる。その点については「どっちかというと、クラブの方が考えながらやってる感じかな。もともとFWなんで。こっちに来てもそんなに考えてやることはないと思う。ゴールに向かってくことですね。どんどんゴールを狙うこと。相手に勢いがあるなって感じさせることを持ってやることですかね」と説明する。「ゴールを狙うって単純なことなので、そこを出すことがやっぱり1トップの選手がやるべきことかな」と、日本代表でのポジションにやりやすさを感じているようだ。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は日本代表メンバーを発表した時、「経験」が1つの基準になったと話す。26歳の大迫は、日本代表の中では若手に分類される。世代交代の必要性を指摘する報道もあるが、「まあ若いとか、年が上の人とか関係なく、出た人がちゃんとやることで、しっかりと戦ってプレーで示すことで、みんなが競争できると思う。年齢は関係ないと思う」と、特に気にしているという様子はない。また、長谷部誠の負傷離脱については「すごく残念。一緒に戦えれば良かった」としながらも、「ケガはしょうがないこと。日本にはいい選手がたくさんいるので、代わりの選手が戦うんじゃないかな」と、あくまでも冷静だ。

 UAEとは最終予選の初戦で対戦。1-2で敗れているが、この時、大迫は不在。そのことを踏まえ、大迫は「苦手意識もない」とキッパリ。そして「1回負けてる相手には二度負けられないなって思いもあります。前回僕はいなかったので、今回試合に出て、しっかりと点取って勝ちに貢献したいなと思います」と、ゴールへの意欲を見せた。その一方で「相手が勢いよくプレーしてくると思いますし、ファウルも誘ってくると思う。そこはしっかり集中しながら対応したい」と、アウェーゲームであることを意識した試合運びの重要性も指摘する。

 UAE戦を「すごく大事な試合」としながらも、「普通にやれば大丈夫」と話す大迫。大一番を前にしても、平常心は変わらない。(Goal.com)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170322/jpn17032213140008-n1.html

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