日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月17日月曜日

◆内田がブンデス2年ぶりのベンチ入り…シャルケは最下位に痛恨の敗戦(サッカーキング)


内田篤人

 ブンデスリーガ第29節が16日に行われ、ダルムシュタットとDF内田篤人の所属するシャルケが対戦した。内田は2015年4月11日以来、2年ぶりにリーグ戦でベンチ入りを果たした。

 試合は、引き分け以下で降格が決まる最下位のダルムシュタットが先制した。11分、左サイドを抜け出したマルセル・ヘラーからの折り返しを、フリーのマリオ・ヴランチッチが左足で流し込んだ。

 1点ビハインドで折り返したシャルケは57分、ダニエル・カリジュリが相手エリア内で倒されてPKを獲得。キッカーのグイド・ブルグスタラーがど真ん中に蹴り込むが、左へ飛んだ相手GKに左足1本で弾き返され、同点のチャンスを逃した。

 それでも75分、ついにシャルケの反撃が実る。デニス・アオゴがエリア内左からクロスを入れると、ゴール前に飛び出したコケが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 しかしシャルケは81分、ティロ・ケーラーが抜け出したスヴェン・シップロックを倒してしまい、レッドカードを提示され一発退場となった。すると後半アディショナルタイム3分、数的有利のダルムシュタットは右サイドからのFKの流れで、エリア内での混戦からジェローム・ゴンドルフがこぼれ球を押し込み、勝ち越しに成功した。

 直後に終了のホイッスルが鳴り、シャルケは1-2で敗れて連勝を逃した。一方、ダルムシュタットは5試合ぶりの白星で連敗を4でストップ。残り5試合で、残留圏内の15位マインツと昇降格プレーオフ圏の16位アウクスブルクとの勝ち点差は「14」で、今節での2部降格決定を免れた。

 なお、内田に出番はなく、右ひざの負傷から1年9カ月ぶりに復帰した昨年12月のヨーロッパリーグ(EL)・ザルツブルク戦以来の公式戦出場は持ち越しとなった。

 ダルムシュタットは次節、22日にアウェイで日本代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦。シャルケは20日に行われるEL準々決勝セカンドレグでアヤックスをホームに迎える。

【スコア】
ダルムシュタット 2-1 シャルケ

【得点者】
1-0 11分 マリオ・ヴランチッチ(ダルムシュタット)
1-1 75分 コケ(シャルケ)
2-0 90+3分 ジェローム・ゴンドルフ(ダルムシュタット)

https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20170417/576964.html?cx_cat=page1

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