日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年5月5日金曜日

◆【鹿島】金崎弾で今季初の暫定首位!浦和・森脇の暴言騒動もなんの!!(報知)




 ◆明治安田生命J1リーグ 第10節 浦和0―1鹿島(4日・埼玉スタジアム2002)

 3位の鹿島が首位の浦和を1―0で下し、暫定ながら今季初めて首位に浮上した。前半24分にFW金崎夢生(28)が決勝点。後半33分には浦和DF森脇良太(31)が暴言と疑われる発言をしたとして小競り合いも起きた。

 FW金崎がまた、埼玉スタジアムを沈黙させた。前半24分、MF小笠原のクロスを胸トラップで落とした。「前が空いていたのでシュートできそうだった。ターンしてシュートを打つつもりだった」。DF1人をかわし、エリア内に進入するや左足を振り抜いた。相手DFに当たってコースが変わり、中央のネットへ。「運があったかな」。今季J最多の5万7447人が集まった敵地での決勝弾を控えめに振り返った。

 試合前のミーティング。チーム状況や相手に応じて選手に発言させる場を設ける石井正忠監督(50)が指名したのは主将の小笠原だった。首位との天王山で勝てば暫定首位に浮上する。公式戦3試合ぶりに先発復帰したチーム最年長の38歳は「こういう試合は気持ちが大事。勝ちたい気持ちが強い方にボールがこぼれてくるし、勝利もこぼれてくる」と呼びかけた。

 その言葉は金崎にも届いた。右足首に慢性的な痛みを抱え、連戦の合間などは練習も休みがち。最近では足首をかばうあまり、足の裏にも痛みが広がった。後半20分にGKと1対1で放ったシュートは右ポストを直撃。「足が痛かったから外したってことにしといて」と笑顔でごまかしたが、影響はあった。それでも前線からの守備やボールキープでチームの力になった。

 昨年6月11日の第1ステージ、12月3日のチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦に続き埼玉で3戦連発。浦和が昨季より攻撃的になった分、守備の時間が増え決定機の数は減った。だが中盤の球際でもゴール前の攻防でも負けなかった。「ゴールを決めたというのが自分というだけであって、それ以上の働きをした選手がいる。勝ったことが何より」。昨季CSの再戦でライバルを返り討ちにして、大本命が首位に立った。(内田 知宏)

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170505-OHT1T50036.html

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事