日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年5月26日金曜日
◆大迫勇也が帰国、W杯予選へ意気込み 初招集の加藤恒平にも言及「自分を持っている選手だと思うので楽しみ」(サッカーキング)
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が、シーズンの戦いを終えて25日に帰国。記者団の取材に応えた。
今シーズン、クラブではリーグ戦30試合に出場して7得点6アシストという成績を残し、チームの5位フィニッシュに貢献。ケルンは来シーズンのヨーロッパリーグで本戦からの出場権を手にした。大迫は、「チームとしての目標を達成することができたので、充実したシーズンでした」とチームの成績には満足感を示す一方、「個人としてはまだまだ、もっともっとレベルアップしたいと思ったシーズンでした。この先、もう一つ上のレベルに行くためには二ケタ得点が必要だと思うし、来季はそこを目指してやりたい」と振り返る。
最終戦ではヨーロッパリーグ出場を決めたこともあり、試合終了と同時に観客がピッチへなだれ込み、派手にお祝い。同試合で1得点1アシストの活躍だったこともあり、「(観客に)引っ叩かれたりしましたけど、悪い気はしなかったですね」と目を細め、「自分のチームのサポーターがあれだけ喜ぶ姿を見ることはなかなかない。すごく選手として幸せなこと。また来季、一緒に味わいたいですね」と思い起こした。
来シーズン、ケルンは欧州の舞台に立つことになるが、「試合数は増えますし、ヨーロッパの大会で個人としても真価が問われる。そこで結果を残せるように、しっかりと準備をしたい」と、気は緩めない。「これ以上行くには二ケタ得点がほしいです。そこに今シーズンくらいのアシストがついてくれば、本当に怖い存在になれる」と、レベルアップを誓っている。
また、6月7日のシリア戦(キリンチャレンジカップ)、13日のイラク戦(ロシア・ワールドカップ予選)を戦う日本代表メンバーの発表記者会見と同時刻で日本へと戻ってきた大迫。代表メンバーに招集されたことを伝えると、「(ケルンでのシーズンから)切り替えて代表戦。大事な1試合と調整する試合があるので、しっかりとやっていきたいです」と意気込む。
今回の代表メンバーでは西川周作や森重真人、清武弘嗣といった、これまでの常連メンバーが外れる一方、2年ぶりの代表復帰となる乾貴士のほか、中村航輔、宇賀神友弥、三浦弦太、加藤恒平という新顔のメンバーが並び、顔ぶれが変わった印象を受けるメンバー構成となった。大迫はメンバーに変更があったことを伝えられると、「まだ何も知らないので、何とも言えない」と前置きをした上で、「ただ、集まる選手はみんな能力が高い選手なので、同じ方向を向けば自然と良くなっていくと思います」とコメント。特に注目を受けそうなブルガリアでプレーする加藤については、「プレーを見たことがないので、まだわからないですけど、厳しい環境でずっとできることは芯が強いというか、自分を持っている選手だと思うので、楽しみです」と期待感を寄せた。
18日に27歳となった大迫。20代前半の選手も代表メンバーに名前が並ぶようになってきたが、「僕らの年代が引っ張っていくようにならないといけない。まずは試合に勝てるように」と力強く話し、「イラク戦だけを考えて」と、大事なアウェー戦での必勝を誓った。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20170525/592398.html?cx_cat=page1
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