日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月30日日曜日

◆【動画】鹿島アントラーズ、3ゴール快勝…甲府は深刻な得点力不足/J1リーグ第19節(GOAL)




7月29日に明治安田生命J1リーグ第19節が行われ、鹿島アントラーズとヴァンフォーレ甲府が対戦。試合は3-0で鹿島が勝利を収めた。

■J1第19節 鹿島 3-0 甲府

鹿島:金崎(46分)、鈴木(62分)、安部(90分)
甲府:なし

明治安田生命J1リーグ第19節が7月29日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズとヴァンフォーレ甲府が対戦。試合は3-0で鹿島が勝利を収めた。

鹿島は現在、リーグ戦6試合負けなしで2位につけており、22日に行われたセビージャFC(スペイン)戦でも2-0で勝利を収めるなど、その勢いはとどまるところを知らない。首位との勝ち点差は4となっており、下位チーム相手に取りこぼしは許されない状況だ。一方の甲府は3勝7分け8敗と波に乗れていない。リーグワーストの総得点数に象徴される得点力不足が課題で、直近5試合で無得点。降格圏への転落もちらつく中、浮上のきっかけをつかみたい。

ゲームは甲府ボールでキックオフ。甲府はFWウイルソンを1トップに据え、5-4-1の新フォーメーションで臨む。鹿島は通常通り4-4-2の形で、FW金崎夢生とFW土居聖真の2トップ。序盤は互いに様子を見ながら、細かいパスをつないで相手の守備を崩しにかかる。決定的な場面こそなかなか生まれなかったものの、一進一退の息詰まる攻防が繰り広げられていった。

20分が経過すると、次第に鹿島がボールを支配し始める。甲府はボールを奪ってもそれを落ち着けることができず、不用意な前線へのパスでボールを失うケースが目立った。対照的に、鹿島はしっかりとボールを動かしながらキープし、相手を走らせる。前の選手が連動しながら組み立てていき、クロスが入るときにはペナルティエリア内に人数がそろっているという形を維持。それでも甲府は集中力高く守り、決定機は作らせなかった。

そうした中、42分に土居が右サイドで絶妙なトラップを見せ、スペースでボールを持つことに成功。すかさずクロスを上げると、DF山本脩斗が頭で合わせた。これは惜しくもクロスバーに嫌われたが、決定的な場面を作った。しかし前半は得点が生まれず、スコアレスで折り返すこととなった。

後半が始まるやいなや、鹿島が相手の隙を突いた攻撃を展開。金崎がMFレアンドロとのワンツーで抜け出すと、そのまま左足でシュート。これがゴール左に決まり、46分に鹿島が先制した。その後も鹿島は攻撃の手を緩めず、次から次へと甲府ゴールに襲いかかっていった。そんな中でも59分、甲府の反撃。右サイドからFW堀米勇輝がクロスを供給すると、ファーサイドでFW田中佑昌が折り返し、最後はMF新井涼平がヘディングシュート。これはGKの正面を突いたものの、決定的な形を作ってみせた。



しかし次の1点を奪ったのは鹿島。62分、金崎のクロスに走り込んだ途中出場のFW鈴木優磨が、難しいバウンドにうまく合わせてゴールネットを揺らした。リードを2点に広げた鹿島は、時間をうまく使いながらボールを支配し、ゲームを優位に進めていく。70分にはカウンターから決定的な形を作ったが、ドリブルで持ち上がった鈴木は最終的に金崎へのパスを選択。これがDFのブロックに遭い、追加点とはならなかった。



72分、甲府の反撃。FWドゥドゥが右サイド深い位置からクロスを上げる。ゴール前でウイルソンがなんとか膝に当てて反応するも、ポストを叩いてしまう。さらに78分には最終ラインでDFからボールを奪ったドゥドゥがシュートに持ち込むも、GKに当ててしまった。甲府はいい形を作るも、それを得点に結びつけられない。

すると90分、レアンドロがゴール前のスペースにボールを出すと、反応したMF安部裕葵が抜け出してGKをかわし、冷静に流し込んだ。鹿島に決定的な3点目がもたらされ、アディショナルタイムもボールを支配し続けた。そのまま試合は終了し、終始主導権を握った鹿島が3-0で甲府を下す結果となった。甲府は決定力不足が露呈する形で、6戦続けての無得点。




【動画】鹿島アントラーズ、3ゴール快勝…甲府は深刻な得点力不足/J1リーグ第19節


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