日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月30日日曜日

◆湘南ジネイ弾「叱られる」観戦の愛妻にハートパフォ(ニッカン)




<明治安田生命J2:湘南2-0徳島>◇第25節◇29日◇BMWス

 湘南ベルマーレFWジネイ(33)が、1ゴール1アシストの活躍でチームを2戦ぶりの勝利に導いた。

 ジネイは0-0の後半3分、FW表原玄太が左から上げた浮き球パスを、ファーサイドの斉藤未月が頭で落としたボールを、落ち着いて右足で決めた。後半21分には、途中出場のFW山田直輝のパスを受けると、自身の後方からペナルティーエリア右側に抜け出したMF秋野央樹(22)にパスを出し、2点目をアシストした。

 自身のゴール後に、メインスタンドに向かって両手でハートマークを作った。パフォーマンスを誰に向かってしたかと聞かれると「サポーターに向けてという意味もあるけれど、ちょうど奥さんが見ていたんだ。奥さんがスタジアムに来ている時にやらないと、家に帰ったら、いろいろ叱られるんだよ」と笑った。

 「恐妻家? 奥さんは怖い?」と聞かれると「奥さんが怖いわけじゃなくて『ゴールを決めたらパフォーマンスしてね』って言われてるんだ。それが自分自身のモチベーションを保てる、いい刺激にもなるんだ」と照れ笑いを浮かべた。

 6月30日に、J1大宮アルディージャから元セルビア代表FWドラガン・ムルジャ(33)が加入したことも、刺激になっている。ムルジャがチームに合流する前の1日の名古屋グランパス戦でゴールを決めたが、それ以降、ゴールがなかったが、この日、ホーム初戦で出番のなかったムルジャの前で、4戦ぶりとなる今季7点目を決めた。「彼もいい選手。入ったことでJ1昇格に出来るように、チームとしても機能すると思う。そういった意味で、僕にとってもモチベーションを保てるいい機会です」。暑い夏に、ジネイのエンジンがかかってきた。【村上幸将】

湘南ジネイ弾「叱られる」観戦の愛妻にハートパフォ


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