清水エスパルスにUAE1部アルシャルジャから完全移籍で加入した元日本代表MF増田誓志(32)が10日、静岡市内で入団会見を行った。背番号24のユニホームを着て登場。国内外のクラブが獲得に動いた中、清水を選んだ理由を「非常に期待してくれていると感じる言葉を受けて、決めました」と明かした。
都内でチーム関係者と会った際、静岡から駆けつけた小林伸二監督(56)とも面会。同監督には山形時代に指導を受けており、「どの監督より情熱を持っている。親身になって指導してくれる。尊敬する気持ちもあります」と話した。
その上で「ひたむきにクラブ第一で犠牲心を持ってプレーする姿勢を見せたい」と意気込んだ。すでに主将のFW鄭大世(33)やGK六反勇治(30)と食事をし、9日のホームC大阪戦(3-2)はスタンド観戦。「あまり話すタイプではないけど、求められている役割を還元したい」と誓った。
増田は5月以降は実戦から遠ざかっているが、内藤直樹強化部長(49)は「監督の判断ですが、すぐにでも(出場を)お願いしたい」と期待していた。【保坂恭子】
増田誓志が清水入団会見「クラブ第一でプレーする」