日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月29日金曜日

◆大迫奮闘むなしく…後半投入で流れ変えるもケルン猛攻実らずEL連敗、公式戦8戦未勝利(ゲキサカ)




[9.28 ELグループリーグ第2節 ケルン0-1レッドスター]

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第2節が28日に行われ、H組では日本代表FW大迫勇也の所属するケルンがホームでレッドスター(セルビア)と対戦し、0-1で敗れた。ベンチスタートとなった大迫は1点ビハインドの後半開始から2トップの一角で途中出場。攻撃の起点となり、試合の流れを変えたが、得点にはつながらなかった。

 大迫に代わって今季初先発のFWセルー・ギラシーがFWジョン・コルドバと2トップを組んだケルン。今季公式戦7試合未勝利のチームは浮上への糸口をつかみたかったが、立ち上がりから何度も決定機をつくられ、前半30分に先制点を献上してしまう。

 ロングパス1本で裏を取ったFWリッチモンド・ボアキエがMFネマニャ・ラドニッチの追い越しを待ってタメをつくると、意表を突いてPA左手前から振り向きざまに右足を一閃。強烈なスーパーミドルで先制のネットを揺らした。

 0-1で折り返した後半開始と同時にケルンは2枚を同時に替え、大迫とMFレオナルド・ビッテンコートがピッチに入り、3バックから4バックにフォーメーションを変更した。前半は攻撃の形がつくれず、一方的に押し込まれたケルンだったが、2トップの一角に入った大迫が攻撃を活性化させる。下がった位置でボールを呼び込んでは鋭いパスを入れ、何度も決定機をつくった。

 大迫の奮闘で後半は一転、ケルンが押し込んだが、MFミロシュ・ヨイッチのシュートは3度ポストを直撃。大迫は絶妙なポジショニングでラストパスを待つも、相方のコルドバからはなかなかパスが入らない。それでも後半35分、同36分には自ら立て続けにシュートを放ったが最後までゴールは遠く、0-1で敗戦。ケルンはEL2連敗。大迫の奮闘もむなしく、開幕から公式戦8試合未勝利と泥沼からは抜け出せなかった。

 第3節は10月19日に開催され、ケルンは敵地でBATE(ベラルーシ)、レッドスターは敵地でアーセナル(イングランド)と対戦する。


大迫奮闘むなしく…後半投入で流れ変えるもケルン猛攻実らずEL連敗、公式戦8戦未勝利

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