明治安田生命J1第30節 鹿島―横浜 ( 2017年10月21日 日産ス )
首位の鹿島は敵地で横浜と対戦する。互いに光るのは堅守。それを支えているのは、レジェンドたちだ。38歳のGK曽ケ端は「あの年齢でずっとフル出場を続けているのは凄い」と刺激を受ける、2学年上の横浜DF中沢との対決を楽しみにした。
J1で516試合に出場してきた曽ケ端。中沢は同566試合を誇る。「少し前までは膝にテーピングを施しながらやっていた。それでもしっかりゲームに合わせてコンディションを持ってきているのを見ると“さすがだな”と思う」。鹿島の失点数は27で、横浜はリーグ最少タイの26。「そこ(中沢)をこじ開けなければ勝てない」と、崩すことは容易ではないと自負している。
Jリーグ創設から25年。互いに一度もJ2に降格したことのない、オリジナル10同士の戦いでもある。09年9月以降、アウェーのJ1では負けていないが「過去のデータはあまり関係ない。若くて技術がある選手が前線にそろっているので、注意が必要」と気合。“鉄人対決”を制し、連覇へ弾みをつける。
516試合出場の鹿島・曽ケ端 566試合の中沢と“鉄人対決”