日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2018年1月25日木曜日
◆【鹿島】8季ぶり復帰・内田篤人、完全復帰へ「感覚が戻ればいける」練習試合で76分プレー(報知)
◆練習試合 鹿島6―0テゲバジャーロ宮崎(23日・宮崎県総合運動公園陸上競技場=45分ハーフ)
サッカーJ1鹿島は23日、キャンプを行う宮崎県総合運動公園陸上競技場でテゲバジャーロ宮崎と今季初の対外試合となる練習試合(45分ハーフ)を行い、6―0で勝利した。ドイツ2部ウニオン・ベルリンから8シーズンぶりに復帰したDF内田篤人(29)が右サイドバックで先発し、76分プレー。完全復活へ向け、上々の一歩を踏み出した。
DF内田に違いなかった。相手のミドルシュートにスライディングで飛び込む。失ったボールに対しては体を深く入れて奪い返した。そして、DFライン裏にパスを通し、ゴール前では豪快なボレーシュートも放った。ボールが足につかない場面もあったが、後半31分に交代するまで状態面では問題なし。「90分はいける。あとはボールと周囲との感覚が戻ればもうちょいいける」と振り返った。
ドイツ1部シャルケ時代の15年6月に右ひざ手術を受けた。16年末に復帰したが、その後も筋肉系の負傷が続き、試合から遠ざかった。昨夏に籍を移した同2部ウニオン・ベルリンでも負傷に泣かされ、半年間でリーグ戦出場は2試合に終わった。完全復活を期して今年1月、06~10年まで過ごした鹿島復帰を決断。宮崎キャンプでフルメニューをこなし、この日復帰後初の対外試合に臨んだ。
本人は「最初の試合だし、まだまだこれから」と言うが、手術前の内田を知る2人は、今後について太鼓判。リーグ3連覇時代(07~09年)の同僚MF小笠原満男(38)は「見ての通りでしょ。全く心配いらないでしょ」と言い切れば、強化責任者を務める鈴木満常務(60)も「一言で言えば違和感がない。安心した」と前向きに受け止めた。
「このキャンプでやれるところをきっちり見せて、チームでやれることをやりたい。まずこのチームでしっかり試合に出ること。タイトルを取りに帰ってきた」。約2年、継続的な試合出場から遠ざった内田。淡々と“復帰戦”を振り返る表情が、単なる通過点に過ぎないことを物語っていた。(内田 知宏)
【鹿島】8季ぶり復帰・内田篤人、完全復帰へ「感覚が戻ればいける」練習試合で76分プレー
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1036)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ▼ 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)