サッカーJ2水戸ホーリーホックのファン感謝デーが28日、同日に竣(しゅん)工(こう)式を終えたばかりの新練習拠点「アツマーレ」(城里町小勝)で開かれ、サポーターなど計約700人が選手たちと親睦を深めた。
新加入選手10人の自己紹介の後、玉入れや綱引き、座談会などを通じ、サポーターと選手らが交流した。
2、3年前にファンになったという常陸大宮市の関智美さん(29)は「初めて来たが、みんな和やかで楽しかった」と笑顔。水戸市から家族と訪れた井藤心(ここ)華(は)ちゃん(3)は「(本間)幸司のサインをもらった」とうれしそうに話した。7、8年間ほぼ全てのホーム試合をスタジアムで観戦している水戸市、会社員、須藤将宏さん(40)は「選手との距離が近いのは、水戸のかけがえのないところ。今年はJ1(クラブ)ライセンスを取るので、未来への可能性を感じている」と期待した。
今季から選手会長を務める伊藤槙は「(選手会長として)まだまだ未熟ですが、精いっぱい頑張る」とあいさつ。新主将の細川は「大きいクラブになるための歴史の一つとして、この1年間頑張る」と誓った。(藤谷俊介)
J2水戸ファン感謝デー 城里新拠点で交流
【参考】
村井チェアマン『J54クラブの中でもトップクラスの設備。このノウハウは他のクラブにも転用できる。ここに全クラブの社長を集めて社長会議を開きたいですね』