鹿島は12日、ACL1次リーグ第4節シドニーFC戦(13日・カシマ)へ向けて、冒頭15分のみ報道陣に公開の調整をクラブハウスで行った。
同戦は0―1で敗れたJ1第3節広島戦(カシマ)から中2日で行われる。過密日程の中、負傷でサイドを本職とする5人(レアンドロ、遠藤康、内田篤人、三竿雄斗、安西幸輝)が欠場。さらにけが明けの西大伍、安部裕葵もメンバーを外れることが濃厚となっている。
苦しい台所事情となるが、大岩剛監督は「若い選手が大舞台でのチャンスをつかむいい機会になる。ポジティブに考えて準備をしていきたい」と語った。先発が予想されるFW金森健志は「(主力に)けが人が出ても、他にもメンバーはいる。今まで(試合に出られず)悔しい思いをしてきた選手でチーム力を証明したい」と意気込んだ。金森のほか、DF犬飼智也、MF永木亮太、FW鈴木優磨など7日に敵地で白星を挙げたシドニーFC戦で好プレーを見せた選手に出番が与えられる見込みだ。
鹿島がシドニーFCに勝利し、日本時間午後9時キックオフの上海申花(中国)―水原三星(韓国)の一戦で水原三星が勝利した場合のみ、鹿島の2位以内が確定。決勝トーナメント進出が決定する。
【鹿島】FW金森「チーム力を証明したい」シドニー戦勝利でグループリーグ突破の可能性も