鹿島アントラーズでのプレー経験を持つレオナルド氏は、日本での体験を振り返った。
ブラジル代表として活躍したほか、ミランなど強豪クラブでプレーした経験を持つレオナルド氏が19日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のテレビ番組に出演し、現役時代にプレーした日本について語った。
レオナルド氏は1993年、サンパウロのメンバーとして、インターコンチネンタルカップのために来日。当時、鹿島アントラーズでプレーしていたジーコ氏からクラブ加入を直接打診された。その2カ月後、若きレオナルド氏は敬愛するジーコの誘いを受け、日本移籍を決断した。
「日本では2年間プレーした。私にとって東洋はいつも魅力的だった。私より大きい人もいたよ。クラブ運営についても知ることができて、素晴らしい経験だった」
また海外移籍において障害となる言葉の問題についても言及。レオナルド氏は事前に単語を記憶しておくことで、日本のファンとのコミュニケーションを図った。
「言葉の問題? 私はフレーズをいくつか記憶しておいて、試合終了後に使っていた。だから皆、私が日本語を話せると思っていたよ」
さらにレオナルド氏は、母国ブラジルについても見解を示した。
「ブラジルはワールドカップ出場を逃したことがない。いつも出場している。いまはネイマール・フィーバーが起きている。ブラジルの攻撃陣は非常に若く、守備陣はベテラン勢だ」
そして「ネイマールはきっと間に合うと私は思うよ」と、2月のマルセイユ戦で右足を負傷したパリ・サンジェルマン所属のブラジル代表FWネイマールの復帰を願った。
レオナルド、鹿島時代のトリックを明かす「皆、私が日本語を話せると思っていたが…」