明治安田J1第6節第1日(7日、湘南2-1鹿島、BMW)鹿島はまたも得点力不足を露呈した。序盤に同点に追い付いた後はボールを保持する時間が長かったが、組み立てに工夫を欠き湘南の守りを崩せなかった。6試合でわずか3得点。大岩監督は「クロスの精度や、中に入っていくタイミングが合わなかった」と肩を落とした。
日本代表DF昌子を欠いた守りは今季初の2失点。アジア・チャンピオンズリーグでは日本勢一番乗りで16強入りを決めたが、課題山積の状況だ。
湘南・チョウ貴裁監督
「最後にDFがあそこでシュートを打てるのがうちのストロングポイントだ。ピンチをしのぐことによってチャンスが出てくるのはサッカーの定石」
鹿島・大岩監督
「リスクを負って攻撃に出たが、自分の意図した形で表現できなかった。結果が出なかったことは自分の責任として受け止め、次に生かしたい」
得点力不足の鹿島、湘南を崩せず 肩落とす大岩監督/J1