14日の「海開き」を前に鹿嶋市内の海岸5カ所で7日、市民ら約1500人による清掃活動が行われた。
同市平井の平井海岸では濃霧で視界が悪い中、サッカー・J1鹿島アントラーズのジュニアユースチームや新日鉄住金鹿島硬式野球部の選手らも参加し、砂浜に落ちていた流木や空き缶など計約5トンを拾い集めた。
一斉清掃は、住友金属(現新日鉄住金)鹿島製鉄所が35年前に地域貢献の一環で実施したのを機に、毎年の恒例作業となっている。
錦織孝一市長も訪れ、野球部が第89回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)に北関東第2代表として出場することを紹介し、応援を呼び掛けた。【根本太一】