日本代表監督の後任候補にJ1鹿島などで活躍した元ブラジル代表MFレオナルド氏が浮上した。“ドイツ路線”が有力視される中、技術委員会には同氏を推す動きもある。関係者の話を総合すると「日本サッカーに精通し、選手として日本で抜群の人気を誇ったように華もある。ブラジル人だが引退後は欧州でのキャリアがメインで、世界のトレンドも把握している」という。
鹿島での活躍はもちろん、指導者としてもイタリア1部の名門ACミランやインテルなどの監督を歴任。インテル監督時代にはDF長友を獲得して指導するなど日本人選手を高く評価する。またフランス1部パリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務め、欧州ネットワークも豊富でサッカー界における最新の戦術にも精通する。
昨年9月にトルコ1部アンタルヤスポルの監督に就任したが、同年末に退任。その後、レオナルド氏は現場復帰に意欲を見せ、これまで務めた経験を生かせる代表チームの指揮も選択肢に入っている模様。ゆかりのある日本からの代表監督のオファーを前向きに検討する可能性もあるという。
日本代表新監督にレオナルドも急浮上