
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年7月10日火曜日
◆決勝点のブエノ「チームのために全力を尽くす」 徳島ヴォルティス1-0熊本(徳島新聞)

まさに漫画のような展開だった。サッカーJ2徳島ヴォルティスは7日、熊本と対戦し、"FW"ブエノのゴールで勝ち点3を手にした。主力の離脱などで苦しい戦いの中、DFとして徳島へやってきた男がチームを救った。J2で初、プロ入り後では2015年5月のJ1神戸時代以来3年ぶりで2ゴール目。「いいボールが来たので後は押し込むだけだった。本当にうれしい」と、勝利につながる貴重な得点を喜んだ。
両チーム無得点のまま残り試合時間は10分。徳島が前線から圧力を強め、ボールを保持するもののゴールが奪えず、もやもやとした感じの展開になっていた。
後半35分、ブエノの投入が告げられると観客席がざわついた。練習試合や山形戦でFWとして起用され、ファン・サポーターも得点への期待を膨らませた。ロドリゲス監督に交代出場を告げられた際に「得点できる自信があった」とブエノ。観客の期待を一身に背負い、最前線に入ると、最初のボールタッチから一気にゴールに結びつけた。
狩野健太から受けたパスを大きくトラップした後、持ち前のスピードで相手を抜き去り、ゴールライン際ぎりぎりまで転がったボールを拾ってつないだ。そこから味方が逆サイドへ。最後は右サイドの大本祐槻からのクロスを頭で合わせた。うまくコントロールしてネットを揺らした。
ヘディングシュートは練習で打つことがあるが「(ゴールの)枠に行かないことが多い」と笑う。この日は相手DFの頭の上を越えてきたボールを完璧に捉えた。アップしているときから熊本が疲れていることを感じ取り、交代で呼ばれたときは「自分のベストを尽くせば『入る』と自信があった」と話す。
ゴールを奪うと、今度は最終ラインの真ん中に入り、熊本が入れてくるボールをはね返して得点を許さない。文字通り攻守にわたる活躍でチームを勢い付ける勝利をもたらした。試合終了後、スタジアムが「ブエノ」コールに包まれた、その声援に「今日の勝利は、自分の得点だけじゃなく、サポーターが応援してくれた結果」と感謝した。
今季、J1鹿島から期限付き移籍で加入。開幕当初はセンターバックとして出場していたが、徐々に出番が減り、ベンチから試合を見ることが多くなった。得点力不足、FW不足で本職ではないポジションで起用されたが「与えられたポジションで自分のベストを尽くすだけ。チームの役に立てればいい」と言い切る。主力の移籍が相次ぐ逆境の中、チームを救ったヒーローは、巻き返しのために全力を尽くす覚悟だ。
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決勝点のブエノ「チームのために全力を尽くす」 徳島ヴォルティス1-0熊本

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