日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年9月19日水曜日

◆鹿島がACL初4強!2戦合計5-0、天津権健を圧倒(サンスポ)



土居聖真 Shoma.Doi


 アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦(18日、マカオ)ホームアンドアウェー方式で行われ、J1鹿島が天津権健(中国)を3-0で下し、2戦合計5-0で初の4強入りを決めた。鹿島は前半にFWセルジーニョ(23)のゴールで先制し、DF内田篤人(30)ら守備陣が反撃を許さなかった。10月3、24日に行われる準決勝では水原-全北(ともに韓国)の勝者と顔を合わせる。鹿島によると天津で国際会議が開かれた影響で、試合会場が当地に変更された。

 クラブ初の4強入りを懸けた一戦は、前半で勝負がついた。想定と違う布陣で挑んできた天津権健に立ち上がりは押し込まれたが、最初の好機を生かしてあっさり大勢を決めた。

 「選手が状況を把握し、それにしっかりと対応した」。4強入りを果たした大岩監督は、満足げにうなずいた。

 緊張感を漂わせていた立ち上がり、前半13分の右CK。MF遠藤が左足で曲げた絶妙なボールを、ニアサイドで待ち構えたFWセルジーニョが頭で決めて幸先よく先制した。守備でも同25分、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの決定機をDF内田がゴールラインぎりぎりでクリアして、失点を阻止した。

 ピンチを切り抜けた2分後、今度はMF安部が追加点を奪い一気に突き放す。勢いに乗ったチームは後半21分、FW土居が引導を渡す駄目押し弾。3-0で快勝し、初の準決勝に駒を進めた。

 「ベスト4は非常にうれしいが、われわれの目標は優勝。そのための準備をしっかりやる」と胸を張った指揮官。国内主要タイトル19冠を誇る強豪が、悲願のアジア王者へまた一歩近づいた。

鹿島DF内田
「我慢しながら、落ち着いていこうとピッチで話していた。セットプレーでさくっと先制点を取れたのが良かった」




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