
日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2018年10月27日土曜日
◆【二宮寿朗の週刊文蹴】ACL初王手、五分五分制した鹿島イズム(報知)

◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 水原三星3―3鹿島(24日・水原ワールドカップスタジアム)
鹿島アントラーズが底力を見せてくれた。
24日、水原三星のアウェーに乗り込んだACL準決勝第2戦は、まさに手に汗握る熱戦だった。後半わずか8分間で3ゴールを叩き込まれたものの、そこから息を吹き返して決勝進出を決めたのだから恐れ入る。本紙記事には3失点目の直後、選手たちが自発的に集まって円陣を組んだシーンが描かれていた。失点に絡んだ昌子源を励まし、キャプテンマークを巻く彼が「まず1点返そう」と呼び掛けたのだ、と。最後は39歳のベテラン小笠原満男を投入して引き締めを図り、チームは見事にミッションを果たした。
強いほうが勝つのではなく、勝ったほうが強い。J最多の19冠を誇る鹿島の変わらぬ理念。彼らにとっていいサッカーとは、勝つサッカーにほかならない。いかなる状況であれ、冷静に現状を認識して勝利を目指す。円陣のアドリブは、鹿島の伝統が彼らを動かしたともいえる。
2年前、チャンピオンシップを制してリーグ優勝をもぎ取った際、キャプテンの小笠原がこう語ってくれたことがある。「球際の戦いは絶対に逃げちゃいけない。五分五分のボールをいかにマイボールにできるかどうか。戦術とかそういうのを言う前に、それができないと勝てない」。目の前にある戦いに勝ってこそ。2―3で迎えた終盤、三竿健斗が中盤で激しく体をぶつけてボールを奪った流れからセルジーニョのゴールが生まれている。鹿島イズムが決勝を引き寄せたのだ。
ファイナルの相手はイランのペルセポリスに決まった。ロシアW杯でC・ロナウドのPKを止めるなど活躍したイラン代表GKベイランバンドらを擁する強豪である。
最後に1位になっていないと意味がない。これは鹿島で受け継がれるジーコの教えだ。ACL初王手。アントラーズは決勝の舞台にめっぽう強い。(スポーツライター)
|
◆【二宮寿朗の週刊文蹴】ACL初王手、五分五分制した鹿島イズム(報知)
Ads by Google
日刊鹿島
- 9
★2024年記事まとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2025-01-05
- 38
◆サッカー 鹿島アントラーズが鹿島神宮でシーズンの必勝を祈願(NHK)2025-01-29
- 39
◆明治安田J1第37節 鹿島快勝 C大阪に2-0(茨城新聞)2024-11-30
- 43
◆J1鹿島 熱い歓迎感謝 キャンプ地、宮崎入り(茨城新聞)2025-01-14
- 48
◆J1鹿島 タイトル誓う 開幕控えパーティー(茨城新聞)2025-01-29
- 54
◆【宮崎キャンプで見えた鬼木・鹿島の現在地】(サッカー批評)2025-01-31
- 66
◆明治安田J1 鹿島、首位浮上 柏に3-1(茨城新聞)2025-03-08
- 69
◆鹿島 左利きの鳥栖DF金太鉉を獲得 待望のセンターバック補強(スポニチ)2024-12-29
- 98
★2025年02月の記事まとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2025-01-31
過去の記事
- ► 2024 (1133)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ▼ 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)