日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月13日木曜日

◆「ブラジルの”アイドル”に誘われて人生が変わった」 FIFA公式がクラブW杯開幕直前に”ジーコの申し子”を特集!(サッカーダイジェスト)



セルジーニョ Serginho


「クラブW杯でプレーし、R・マドリーと対戦することが夢だった」

 12月10日にコパ・リベルタドーレスの決勝が行なわれ、リーベル・プレートが勝利。これで、クラブ・ワールドカップ(CWC)に出場するすべてのチームが出揃った。アラブ首長国連邦(UAE)で開催される同大会は、12日にUAEのアル・アイン対ニュージーランドのウェリントンの試合で幕を開ける。

 アジアの代表として参加するのはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制した鹿島アントラーズ。FIFA公式はCWCを前に、鹿島セルジーニョのインタビューを掲載している。

「ブラジル出身のひとりとして、CWCでプレーすることを誇りに思います。全世界からの注目を集める舞台でプレーできることはとても素晴らしい気分です。

 2018年が始まった頃は、まさかこんなことが起こるなんて信じられませんでした。ジーコが僕が出場した試合を見て、鹿島へ行けと進めてくれた。ブラジルのアイドル、神様であるジーコの推薦を受けたことは、本当に喜ばしいことでした! そして、人生を変える出来事となりました。加入してから数か月で、鹿島はACLで優勝しました。そして今度はクラブW杯でプレーすることになった。今でもちょっと信じられません」

 8月に鹿島に加入したセルジーニョは、優勝したACLでは6試合に出場し、5ゴールという記録を残しており、今大会でも大きな期待を寄せられている。

 鹿島は、2016年のCWCで決勝に進出し、レアル・マドリーと対戦している。クリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを決めるなど2-4で敗れたが、日本のいちクラブが、欧州王者のR・マドリーと真っ向からぶつかり合った試合は、国内外の注目を集めた。

 今大会で再び欧州王者として出場するR・マドリーとの再戦を実現するためには、初戦でメキシコのグアダラハラを破る必要がある。

「メキシコのクラブのレベルは高い。僕自身はシヴァスに詳しくありませんが、勉強しています。大岩剛監督の戦略に忠実にプレーする必要があると考えています。

 クラブW杯でプレーすること自体が、子供の頃にみた夢の実現です。さらにR・マドリーと対戦できたら、ふたつめの夢がかなうことになります。クリスマスの準備? 僕にとっては今がクリスマスみたいなものです。すべてはCWCが終わってから考えます」

 気合十分といった様子のジーコの”申し子”は、本大会で世界を驚かせることができるだろうか。

 鹿島の初戦であるメキシコのクラブ、グアダラハラ戦は12月15日、17時(日本時間22時)にキックオフする。




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