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ジーコTDが済南を訪れるのは15年ぶり
鹿島アントラーズにとっては悔やまれるドローだろう。
3月12日に敵地で行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ第2節、山東魯能戦。鹿島はスロースタートのホームチームを尻目に序盤から攻め立て、10分、14分と立て続けに伊藤翔がゴールを奪って2点を先取する。だが21分、ハンドによるPKから1点を返されると、42分にもあっさり被弾し、前半のうちにスコアをタイに戻されてしまう。後半は持ち直して何度か決定機を迎えるも決め切れず、勝点1を得て帰国の途についた。
チームとともに済南入りしていたのが、テクニカルディレクターのジーコ氏だ。“神様”が済南を訪れるのは日本代表監督時代の2004年以来、実に15年ぶり。優勝を飾ったアジアカップ、その準決勝でバーレーン代表を4-3で撃破した思い出の場所である。
はたしてジーコTDは愛するチームの「2-2引き分け」をどう見たのか。試合後に自身のインスタグラムを更新し、以下のように私見を明かした。
「開始15分間で2点をリードしたのにもかかわらず、ドローで試合を終え、1ポイントしか獲得できなかった。チームはよく戦い、90分には得点チャンスを掴んだのだが、勝ち越すことはできなかったね。順位がどうなっているかは分からないが、ホームでの試合(第6節の山東魯能戦)はかならず勝たなければいけない。前を向いていこう」
とはいえ、山東魯能はグループ最大のライバルで、敵地で1ポイントを得たのは悪い結果ではないはずだ。結果的に鹿島は2節を終えて勝点4を挙げ、グループ単独首位をキープしている。
次節は4月9日、ふたたびアウェーの地に乗り込み、3位の慶南FC(韓国)と戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部