
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年3月24日日曜日
◆順風満帆ではなかった道のり…町田浩樹が手にした確かな自信/AFC U-23選手権予選(サッカーキング)

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22日に行われたAFC U-23選手権予選(東京五輪1次予選)、日本は初戦でマカオと対戦。前半を0-0で折り返す大苦戦となった試合を救ったのは、満を持してこのチームに帰ってきた男だった。
51分、CKから頭で合わせたのはDF町田浩樹(鹿島アントラーズ)。「高さで勝てていたので、走り込むのではなく『せーの!』で跳ぶイメージだった」という想定通りのヘディングシュートを見事に突き刺し、均衡し続けていた試合を動かしてみせた。

こうして代表選手として活躍を見せるに至るまでの町田の道のりは決して平坦ではなかった。順風の後、突然の大波に呑まれるような流れである。
ユースから昇格して初年度、ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)でデビューを果たし、2年目の5月にはリーグ戦で初先発を果たした。代表級のDFがひしめく鹿島にあって確実に存在感を高めていく流れだったが、このあとに右ヒザ前十字靭帯を損傷し、全治半年の診断を受けることとなる。この負傷は、直後に予定されていたU-20W杯出場の可能性が消えることをも意味していた。
運に見放されたとしか思えない流れだったが、「この期間を無駄にしないように、今度は負傷しない体を作ることも考えてやってきた」というリハビリとトレーニングに取り組んできた。
「いろいろな方向から体を変えようとやってきた。体をより簡単に動かせるように、一本歯下駄を使ったトレーニングとかもやりました。デカい選手だとどうしても体を動かす部分が悪くなるので、そこを変えることも意識しながら、同時に筋トレもずっとやってきて成果は感じています」(町田)
実際、取り組んできた成果で体付きも一回りガッシリしてきており、「リーグ戦でも球際や対人で負けなくなった」と確かな自信も手にした。その流れでの代表復帰だけに、「ずっと鹿島でやってきたことがここに結びついた」という感慨もあったようだ。

約2年ぶりの復帰となったが、同部屋となった遠藤渓太(横浜F・マリノス)を含め、かつて代表で汗を流していた戦友たちも多いラインナップ。「すごく久しぶりだったのでどうだろうと思っていたけれど、変わらないメンツも多くてやりやすかった」と、すぐにチームへとフィットしてみせている。
若干の不安要素だったのは「鹿島では4バックしかやらないので」という五輪代表の採用している3バックシステムへの適応だったが、これについても「すごく面白いし、自分の幅を広げられるチャレンジ。(3バックの左DFは)左利きの自分を活かせるポジションでもある」と前向きに解釈。マカオ戦でも「ちょっと内側にポジションを取ったり、いろいろと試行錯誤してやっている」と意欲的な取り組みも見せた。これについては左サイドでコンビを組んだ遠藤も「インナーラップ(大外の選手を内側から追い越すプレー)を仕掛けてくれたり、いろいろやってくれるのでやりやすい」とポジティブだった。
もちろん、「これで満足ということはない」のは大前提。ただ、まさかの形で世界舞台目前に戦列を離れてしまった男にとって、この日のパフォーマンスが特別な意味を持つのも間違いない。「自分にとって大きい」と振り返った印象的なゴールを含め、東京五輪に向けて「町田浩樹」の名前を確かに意識させる大切な90分間となった。
取材・文=川端暁彦
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