
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年3月23日土曜日
◆【横浜FC vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:HAMA BLUEのユニフォームに身を包んだ伊野波雅彦。最終ラインから前線へ正確なフィードは必見!(J's GOAL)

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開幕から1勝3敗と波に乗れていない横浜FC。だが昨季も4節終了時点では2勝1分1敗と勝星が先行していたものの、戦い方は定まらず、第4節には今季と同じくホーム新潟戦で0−3の完敗を喫している。「監督の戦術に選手を当てはめるのではなく、選手の特性を見極め、その特性を発揮させる」ことを信条とするタヴァレス監督のチーム作りは時間がかかる。昨季は5-3-1-1のフォーメーションで堅守速攻という最適解にたどり着いたのは第12節の讃岐戦で、そこまではひどい内容の試合も多かった。今季は積み上げたチームとしてのベースが既にあり、攻撃ではチャンスを多く作り、失点はセットプレーのみで、判定の不運もあり、内容は悲観するものではない。まだシーズンは始まったばかりで、ここから十分に巻き返せる。
何より明るい材料は前節、今季新加入の松浦拓弥が初ゴールを挙げ、さらには伊野波雅彦(写真)も横浜FCでのデビュー戦で素晴らしいパフォーマンスを披露したことだ。3バックの左に入った伊野波は、その落ち着いたプレーぶりが目を引いた。ボールの持ち方は余裕にあふれ、フリーならば前に運び、前線の動き出しに合わせて正確なパスを供給。34分には新潟の最終ラインの裏へ走るイバの足元にピタリと合わせ、松浦のゴールを呼び込んだ。また、磐田で共にプレーした松浦とは阿吽の呼吸で、何度も縦パスを通しチャンスに結びつける。DAZNの集計ではパス数チーム1位。元日本代表で昨季はJ1神戸のレギュラーだった実力を見せつけた。
横浜FCへの加入が発表されたのは開幕直前の2月18日。降りかかったさまざまな問題から神戸を契約満了となり、「サッカーをやめるか、日本を離れて海外で続けるか」と模索しているところに横浜FCからオファーが舞い込んだ。「小学校のころから憧れだったカズさんと一緒にやれる」。そのことがまず頭に浮かんだ。そして、「僕もいつまでサッカーをやるか、先はそんなに長くはないと思っている。サッカー人生で培ってきたものを若い子たちに少しでも還元できたら」という思いでそのオファーを受けた。
ニッパツ三ツ沢でのデビュー戦を終えた伊野波は、「このチームはパスサッカーではないので、難しいところはある」と率直な感想を語った。昨季は5バックと3ボランチで守りを固め、前線のイバとレアンドロ ドミンゲスに託し、北爪健吾と野村直輝(徳島)がスピードと運動量を生かして攻撃に絡む形だった。今季は野村が移籍し、松浦を獲得したことで、前線に人数を増やした3-4-2-1のフォーメーションに前々節から取り組んでいる。後ろが1枚少なくなるぶん、個人の守備力を上げること、ボールを保持して守備機会そのものを減らすことが求められており、伊野波はそれにうってつけの人材だ。センターバックだけでなく神戸ではボランチでプレーしており、チームにとって選手起用の幅も広がる。「ボランチならもっと前に出ていけるし、前につけるパスとかレアンドロのフォローとか、もっとチャンスメークもできる」と本人も自信を持ち、チームを変える気でもいる。
「神戸ではボールを持つサッカーをしていたし、だからオファーをくれたと思う。去年はカウンターサッカーで結果も出たけど、そればかりでは苦しい時間もある。ボールを持てるときは持つし、カウンターするときはする、その臨機応変さを身につければもっと簡単に試合は勝てる。良い選手も多いし、ぬるいところでぬるい時間を過ごすつもりもないので、チームのレベルが上がっていくようなプレーを見せていければ」
その力は前節でしっかり証明した。足りないのは勝利という結果だけ。「僕もいろんなところに行って経験してるけど、結局この世界はJ2だろうがJ1だろうが、結果だけなんで。求められてることは勝つことだから。どんなに良いプレーしても、良い試合しても負けたら一緒なので、そこにこだわってやっていきたい」。海外含めて述べ6チームを渡り歩いた男は、その結果の重みを誰よりもよく知っている。昨季わずかに届かなかったJ1昇格へ、伊野波雅彦の持つ経験は重要な役割を果たしていくだろう。
文:芥川和久(横浜FC担当)
明治安田生命J2リーグ 第5節
3月23日(土)14:00KO ニッパツ
横浜FC vs FC岐阜
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