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鹿島は8日、昨季限りで現役を引退したMF小笠原満男氏(39)がクラブの下部組織を統括する育成部の「アカデミー・アドバイザー」に就任することを発表した。
アカデミー・アドバイザーの業務は「スクールからユースまで育成部門の全カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を生かして実技や指導等のサポートを行う」としている。小笠原氏は幼児・小学生対象のスクールコースからユースまでの5カテゴリー35クラスを巡回し、選手やスタッフ、保護者に対して助言を行う。
小笠原氏はクラブを通じて「鹿島アントラーズがさらに強くなるため、現役を引退した自分に何ができるのか、クラブとも話し合いを重ね、育成部門にアドバイザーという形で携わることになりました。これまでプロサッカー選手として約20年間の経験を、トップチームの選手たちには伝えてきたつもりで、これからは育成年代の選手たちに自分が培ったものを還元していこうと思います。アカデミー出身の選手が一人でも多くトップチームに昇格し、アントラーズの中心、日本の中心として活躍できるよう、自分の力のすべてを注いでいきます」とコメントした。
◆【鹿島】小笠原氏のアカデミー・アドバイザー就任発表 幼児~高校生35クラスを巡回指導!(報知)