凡事徹底 九州の小さな町の公立高校からJリーガーが生まれ続ける理由 / 井芹貴志...
南米選手権1次リーグC組 日本―チリ ( 2019年6月17日 ブラジル・サンパウロ )
かつて将来の目標に「血を流す」と書いたDF植田が、大会3連覇の鍵を握る世界的FWを完封する。これまでの東京五輪世代の活動同様、日本は3―4―2―1の布陣で臨むことが濃厚で、植田は3バックの右に入る可能性が高い。
対面は負傷した右足の回復が順調なら、マンチェスターUのサンチェスとなる可能性が高い。「本当にいい選手だし、チリとやると聞いてまずその選手を頭に浮かべた。出てきてくれれば凄くうれしい。動きだしという面に関してはトップクラス。僕のところで全部つぶせればいい」。背後への抜け出しが得意なFWからの完封を誓った。
鹿島からベルギー1部セルクル・ブリュージュに移籍して1年。「持ち味にしていた強さに磨きがかかった」との自負がある。今回のDF陣では最年長。「もっとチームを引っ張っていきたい。まずその個の部分で絶対に負けない」。チリ相手に劣勢の時間も予想される中、血をたぎらせた24歳が、最後の砦(とりで)になる。
本大会はDAZNが独占中継。
◆アレクシス・サンチェス 1988年12月19日生まれ、チリ・トコピリャ出身の30歳。05年に16歳で母国のコブレロアでプロデビュー。コロコロ、リバープレート、ウディネーゼを経て11~14年にバルセロナ、14~18年にアーセナルで活躍。18年1月のマンチェスターU移籍後はケガの影響もあり、リーグ32試合3点と低迷。チリ代表通算124試合41点。南米選手権は16年大会に得点王。1メートル69、74キロ。利き足は右。
◆DF植田 サンチェス封じ誓う「僕のところで全部つぶす」(スポニチ)