日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年7月29日月曜日

◆尚志・FW染野唯月が鹿島内定で変化した勝利への意識。鈴木優磨からのアドバイスも(サッカーダイジェスト)



染野唯月 Itsuki.Someno


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 7月27日、インターハイの2回戦に挑んだ尚志(福島)は、東海大相模(神奈川2)と対戦。後半アディショナルタイムの勝ち越し弾で3-2で勝利し、3回戦に駒を進めた。
 鹿島アントラーズに入団が内定しているFW染野唯月は、この試合に後半から出場し、巧みなポストワークから攻撃のリズムを生み、勝利に貢献した。

 染野は高校サッカー屈指のストライカーで、インターハイでも得点王候補として注目を集めている。来季からプロの世界で戦うことが決まり、勝利への意識にも変化があった。
「鹿島は常勝軍団という強いイメージがあるので、尚志も常に勝ち続けなければいけないチームになっていければいいと思います」

 また、尚志でプレーする上では、プロの世界に似た良い意味でのプレッシャーがあると染野は話す。それは多くの人間が関わるなか、その代表としてプレーしているという責任だ。

「尚志の部員は百何名いて、責任っていうのがあります。その中で背負っているものっていうのが大きいと思うので、17人っていうトップチームの中で、入れなかった人たちの分まで戦っている気持ちっていうのが勝ちに繋がる要因なのかなと思います」

 さらに染野には自身のゴールへの意識にも変化があった。同じストライカーであるベルギーのシント=トロイデンに移籍した鈴木優磨にはアドバイスをもらったという。

「ゴール前に入っていく回数を増やせって前に会ったときに話してくれて、自分もゴール前に入る回数っていうのをもっともっと増やしていければ、もっと良い選手になれるのかなと思います」

 すでに驚異的な決定力を誇り、高校サッカー屈指の逸材として注目されている染野。今後もさらに様々な経験をして成長していくであろうストライカーから引き続き目が離せない。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)




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