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Jリーグは14日、7月度の『明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』を発表した。
J1では鹿島アントラーズのMFセルジーニョが受賞した。同選手は7月13日に行われた第19節の仙台戦で2ゴールを挙げるなど、全4得点に絡む活躍を見せた。Jリーグ選考委員会の原博実委員はセルジーニョを「ケガ人や3人の海外移籍など、苦しいチームを最前線で引っ張った」と評価している。また、北条聡委員も「常勝軍団の要。速攻の基点、終点としてフル稼働。勝負勘も見事だった」と選出の理由を発表している。鹿島アントラーズは7月、4勝1分けと無敗で、先日行われた横浜F・マリノス戦でも勝利を収めて現在は2位に浮上している。
月間MVP受賞を受けて、セルジーニョは以下の様にコメントしている。
「このような賞をいただき、誇りに思いますし、うれしく思っています。受賞はチームメイトのパフォーマンスがあって自分のプレーにつながりますし、僕だけでなくチームのパフォーマンスも7月に上がってきているので、みんなで勝ち得た賞だと思います。選んでいただいた皆様には感謝したいと思います。常にプラス思考でやっていますが、チーム全員がユニットとして結束してやっているので、年末に向けて多くの目標を達成できるように全員で頑張っていきたいと思います」
また、J2では柏レイソルのFWクリスティアーノが選出。7月のリーグ戦では全試合にフル出場を果たし、ゴールだけでなくアシストでも結果を出し、チームの7月5連勝に大いに貢献した。柏レイソルはシーズン序盤こそ得点力不足に悩まされたが、徐々に攻撃陣の連携が噛み合い現在リーグ戦で9連勝中とJ1昇格に向けて首位を走っている。
クリスティアーノは月間MVP受賞について以下の様にコメントしている。
「月間MVPに選んでいただき、大変嬉しく思います。ただ、柏レイソルの選手が選ばれたということこそ、大きな意味や価値があると感じています。 我々のサッカーがうまく機能していることの象徴だと思いますし、レイソルの好調ぶりを表していると思います。この8月も、私か、レイソルのほかの選手が受賞できるようにみんなで頑張って、結果を出したいです。レイソルサポーターの皆さん、毎試合応援ありがとうございます。 サポーターを喜ばせることが我々の使命であり、これからも幸せを届けたいです。残りのシーズン、まずは第一の目標であるJ1昇格、そしてJ2優勝を成し遂げられるように、全力で戦っていきます。みなさんもぜひ後押ししてください」
J3ではガイナーレ鳥取のFWフェルナンジーニョが受賞。現在38歳のベテランとしてチームをけん引する同選手は、攻撃の中心として鳥取の4連勝に貢献した。また、フェルナンジーニョは「月間MVPに選ばれてとても嬉しいですし、先月の試合を全て勝利出来たことも嬉しいです。 いいプレーを出来るよう支えてくれた仲間に感謝したいです」とコメントしている。
◆鹿島FWセルジーニョが7月のMVP受賞! J2からは柏FWクリスティアーノ(サッカーキング)