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尚志のU―18日本代表FW染野唯月(3年)が疲労骨折による腰椎分離症で全治3カ月と診断されたことが23日、分かった。最低でも4週間は絶対安静で、来年1月2日に徳島市立と初戦を戦う全国高校サッカー選手権への出場が微妙になった。
鹿島入団が内定している染野は、昨年度の全国高校選手権の準決勝・青森山田戦でハットトリックを達成するなど得点王に輝き、7年ぶりの3位の立役者となった。17日に行われた聖光学院との県予選決勝では、技ありのループシュートで決勝点を挙げ、尚志を6連覇に導いた。来月30日に開幕する全国選手権でも02年、03年度大会の平山相太(国見)以来となる2年連続の得点王が期待されていた。
代表招集などでチームを離れることが多い染野。尚志は「脱・染野」を掲げて練習に励んできた。だが、残り3試合となったプレミアリーグでは残留を争っており、エースストライカーの離脱は痛い。全国選手権には間に合う可能性はあるが、仲村浩二監督(47)は慎重で、未来ある染野の回復状況を見極め、起用法を検討していく。
◆尚志のU18代表FW染野 腰椎分離症で全治3カ月 1月の選手権出場微妙に(スポニチ)