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[11.23 J1第32節 広島0-0鹿島 Eスタ]
J1は23日に第32節を開催し、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島と鹿島アントラーズが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。
浦和がACL決勝に進出したために第31節を前倒しで行った広島は、直近の第30節川崎F戦(●1-2)から3週間ぶりの公式戦。同試合から先発2人を入れ替え、FWレアンドロ・ペレイラ、MFハイネルらを先発起用。一方、アウェーの鹿島は第31節川崎F戦(●0-2)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。
ともに相手守備を攻略し切れず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。前半も中盤を過ぎると、広島がボールを保持する時間が徐々に長くなり、ゴールに迫ろうとする。しかし、前半43分にMF森島司が蹴り出したCKの流れからDF野上結貴が放った左足シュートがGKクォン・スンテの正面を突くなど、先制点を奪うには至らなかった。
後半に入ってもスコアが動かずに試合が進むと、後半17分に鹿島ベンチが動き、MF白崎凌兵に代えてMF名古新太郎をピッチへと送り込む。同21分には広島がゴールを襲うが、左サイドのMF柏好文が送ったクロスからMF稲垣祥が放ったダイビングヘッドはゴール右に外れてしまった。同23分には広島がL・ペレイラに代えてFWドウグラス・ヴィエイラ、鹿島はDF内田篤人に代えてMF三竿健斗を投入して状況を打開しようと試みる。
その後も両チームともに交代カードを切り、相手ゴールをこじ開けようとしたものの、最後までスコアは動かず。0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。勝ち点1を上積みして勝ち点を60とした鹿島だが、松本に勝利して首位に浮上した横浜FMが勝ち点を64まで伸ばしており、残り2試合で首位との勝ち点差は4に開いてしまった。
◆鹿島、逆転優勝遠のく痛恨ドロー…広島ゴールをこじ開けられず(ゲキサカ)