日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月27日月曜日

◆【鹿島】サポーター有志が“新生鹿島初陣”ACLプレーオフ告知活動 1・28異例の早期開幕(報知)






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 鹿島サポーター有志約20人が25日、茨城・鹿嶋市内のショッピングセンターで、ACLプレーオフ・メルボルンV戦(28日・カシマスタジアム)に向けた告知活動を行った。

 今季は東京五輪が開催される影響で、過去に例をみない“早期開幕”のシーズンとなる。J1開幕節(2月21日~)の前にルヴァン杯1次リーグ(2月16日)が組まれる中、勝てば本戦出場が決まる一発勝負のACLプレーオフに出場する鹿島、F東京の2クラブは、異例の早さとなる1月28日の初陣を余儀なくされた。

 今回の告知活動は、そういった背景もあって行われた。参加したサポーターは「今年は開幕が早いこともあり、地域の方々に28日に試合が行われることが十分に周知されていない」と話し、「少しでも多くの皆さんにスタジアムに集まってほしい」と呼びかけた。鹿嶋市や都内、栃木県などから駆けつけたサポーター約20人が500枚の告知チラシを配った。

 「Jリーグ サマリーレポート2018」によると、同年にカシマスタジアムを訪れた鹿島サポーターの35・6%がホームタウン外からの入場者。この数字はJ1クラブで2番目に多かった。そんな特異な観戦者構成もあり、県外からの“参戦”が難しい平日開催のACLでは、多くの集客が見込めない現状がある。

 クラブはメルボルンV戦でホームタウン5市(鹿嶋・潮来・神栖・行方・鉾田市)に在住・在勤・在学中の先着2000人を無料招待する「ホームタウン感謝祭」を行うことを発表しており、参加したサポーターは「チラシを手に『行きます!』と言って下さる方もいらっしゃった。ぜひ多くのホームタウン地域の方々に足を運んでもらいたい」と話した。

 相手のメルボルンVは、昨季までMF本田圭佑が所属したことで知られるオーストラリアの名門クラブ。鹿島がオフ明け初戦となるのに対し、オーストラリアリーグは秋春制のため、メルボルンVはシーズンまっただ中。1月1日の天皇杯決勝で昨季の最終戦を終えたばかりの鹿島はコンディション面が懸念される。


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