中国への移籍が浮上していた鹿島アントラーズのブラジル人FWセルジーニョ(24)だが、獲得に動いているクラブが判明した。中国『Wild East Football』が伝えている。
2018年8月にサントスから鹿島へと加入したセルジーニョ。2018シーズンは加入後にゴールを量産し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では6試合で5ゴールと初制覇に大きく貢献。2019シーズンは明治安田生命J1リーグで12ゴールを記録するなど、チームの得点源として活躍を見せていた。
そんなセルジーニョには、今冬の中国移籍の噂が浮上。代理人を務める父親のセルジオ・ソレール氏が認めるなどしていたが、その行き先は中国甲級リーグ(中国2部)の長春亜泰となるようだ。
長春亜泰は今冬の移籍市場ではまだ新戦力の獲得を行なっていないものの、新シーズンに向けた補強に動いているとのこと。外国人選手の補強に動いている中の1人が、セルジーニョのようだ。
2018年は中国スーパーリーグに所属していた長春亜泰だったが、2019シーズンは2部で5位に終わり、昇格を逃していた。
中国『Wild East Football』によれば、セルジーニョと鹿島の契約は2020年1月末までであり、その先の契約はないとのこと。そのため、長春亜泰が獲得は可能だとしている。
2020シーズンでは中国スーパーリーグへの昇格を目指すため、更なる強化が必要と考えている長春亜泰。元U-21オランダ代表FWリハイロ・ジヴコビッチを生かすためにも、セルジーニョを獲得したいと考えているようだ。