日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年4月15日水曜日

◆「素晴らしいマナーがある」鹿島のザーゴ監督が“コロナ禍”における日本人の振る舞いに賛辞(サッカーダイジェスト)






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「鹿島はユベントスやミランのよう」


 日本でプレーしたのは、柏レイソルでの1年だけだった。それから23年。ザーゴは鹿島アントラーズの指揮官としてJリーグの舞台に戻ってきた。

 4月14日付のイタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューで、ザーゴは日本サッカー界への復帰について「25年前もすでに選手としてここにいた。日本の文化をよく知っている」と述べた。

「日本人はとても秩序だった民族だ。わたしはすぐに仕事をする場所に適応しようとする。情熱とともに戻ることを受け入れた」

 気合十分で臨むはずだったシーズンは、新型コロナウイルスの感染拡大のためにお預けとなっている。ザーゴは日本での状況を「ここではすべてを閉鎖していない。店やレストランは開いている」とイタリア・メディアに伝えた。

「日本では人々に家にいることを義務付けられないんだ。政府はそういった指示を遵守するように求め、みんながそれをしている。素晴らしいマナーがあり、それが助けになる」

 インタビュアーから「ピッチに戻ったら鹿島は優勝候補のひとつ」と振られると、ザーゴは「イタリアのユベントスやミランのように、もっとも重要なクラブなんだ。もうひとつのもっとも強いチームは横浜F・マリノスだよ」と述べている。

 鹿島とブラジル人の縁は深い。ザーゴは「ここにはジーコ、セレーゾ、ジョルジーニョやそのほかにも多くがいた」としたうえで「わたしにとっては指導者キャリアにおける重要な一歩だ。欧州にたどり着く道となるかもしれないからだよ」と話した。

「わたしの夢はローマを率いることだ。だが、欧州でもっと名を上げることができるかもしれない。ブラジルでは監督として良い結果を残してきた。イタリアでは(ズデネク・)ゼーマンのローマ、ウクライナでは(ミルチェア・)ルチェスクと仕事をした。シャフタールは重要な経験だったよ。チャンピオンズ・リーグの対戦相手を見に行っていた。欧州最高のチームたちをチェックしたよ」

 ザーゴは鹿島に栄光をもたらし、いずれ欧州へと向かい、夢であるローマを率いることができるのか。今はまず、サッカーができる日の到来が待たれるが……。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部




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