日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2020年4月15日水曜日

◆内田篤人、所属クラブ歴代ポジション。シャルケで愛された“ウッシー”、右ひざとともに狂った運命の歯車(フットボールチャンネル)






内田篤人 悲痛と希望の3144日 [ 了戒 美子 ]


鹿島アントラーズ(06年〜10年夏)


【リーグ戦成績】
2006年:28試合出場2得点
2007年:31試合出場0得点
2008年:25試合出場1得点
2009年:31試合出場0得点
2010年:9試合出場0得点


 地元・静岡県の清水東高校から鹿島アントラーズに加入した内田篤人は、パウロ・アウトゥオリ監督の抜てきを受けてクラブ史上初となる高卒ルーキーのリーグ開幕戦先発出場を果たす。そして第4節のヴァンフォーレ甲府戦で初ゴールと初アシストを記録。その時、まだ17歳11ヶ月22日だった。

 1年目で右サイドバックのレギュラーポジションを獲得し、甘いマスクも手伝って絶大な人気を獲得すると、その年のJリーグオールスターサッカーにはDF最多得票で選出。もちろんこれも史上最年少出場だった。

 2年目からは背番号2を着けるようになり、日本代表合宿にも招集されるようになる。そして2008年1月にA代表デビューを飾ると、3年目には自身初のJリーグベストイレブンに選出。瞬く間に国内屈指のサイドバックとしての評価を固め、2009年もベストイレブンに。もちろん2007年から2009年にかけて、Jリーグでは他に成し遂げたクラブのない鹿島の3連覇に中心選手として大きく貢献した。

 小笠原満男や柳沢敦、曽ヶ端準、大岩剛、岩政大樹らJリーグを象徴するベテラン選手たちの中で揉まれ、勝者のメンタリティも身につけた内田は、2010年の南アフリカワールドカップに向けた日本代表メンバーにも選出される。本大会ではピッチに立てなかったが、その直後にドイツへ旅立つこととなった。

●2006年開幕戦:サンフレッチェ広島戦の先発メンバー

▽GK
曽ヶ端準

▽DF
内田篤人
大岩剛
岩政大樹
新井場徹

▽MF
小笠原満男
増田誓志
青木剛
本山雅志

▽FW
深井正樹
柳沢敦




鹿島アントラーズ(18年〜)





【リーグ戦成績】
2018年:12試合出場0得点
2019年:10試合出場0得点

 鹿島に復帰した内田だったが、かつてのようなパフォーマンスを取り戻せていない。やはり負傷による離脱が多く、2018シーズンはリーグ戦12試合出場、2019シーズンは10試合の出場にとどまった。慎重にコンディションを管理しても右ひざが元どおりに戻るわけではなく、常にリスクと隣り合わせ。本人ももどかしさを感じながらプレーしているに違いない。

 それでも重要な局面で出場すれば、いぶし銀のプレーと抜群のリーダーシップを発揮してピッチ上での存在感は抜群。的を射た発言でメディアを通してチームを引き締めるような役割も果たすなど、豊富な経験値を鹿島に還元している。2019シーズンからはチームキャプテンに就任し、鹿島だけでなくJリーグの顔としても存在価値は大きい。新型コロナウィルス感染拡大の影響で2020シーズンは長期の中断を余儀なくされているが、リーグ再開後にどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

●2019シーズンの基本先発メンバー

▽GK
クォン・スンテ

▽DF
永木亮太
犬飼智也
町田浩樹
小池裕太

▽MF
セルジーニョ
レオ・シルバ
三竿健斗
白崎凌兵

▽FW
土居聖真
伊藤翔

【了】


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
内田篤人 悲痛と希望の3144日 [ 了戒 美子 ]
価格:1518円(税込、送料無料) (2020/4/15時点)


◆内田篤人、所属クラブ歴代ポジション。シャルケで愛された“ウッシー”、右ひざとともに狂った運命の歯車(フットボールチャンネル)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事