
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年5月31日日曜日
◆佐藤寿人が選ぶJ歴代最強チーム「華やかさと強さを兼ね備えた稀なチーム。顔ぶれは豪華そのもの」(サッカーダイジェスト)

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◆佐藤寿人が選ぶJ歴代最強チーム「華やかさと強さを兼ね備えた稀なチーム。顔ぶれは豪華そのもの」(サッカーダイジェスト)
プロ初ゴールを奪った試合で受けた衝撃
5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここではその一部として、Jリーグ切ってのストライカーである佐藤寿人(千葉)が考える“歴代最強チーム・トップ3”を紹介しよう。
――◆――◆――
「佐藤寿人が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2001年のジュビロ磐田
2位:2009年の鹿島アントラーズ
3位:2015年のサンフレッチェ広島
実際に対戦して衝撃を受けたのは、01年の磐田ですね。僕は2000年にプロデビューし、01年の磐田との開幕戦でJ初ゴールを決めたんです。でも試合は1-4の完敗。当時の磐田のスタメンは、ほぼ日本代表という顔ぶれで、中山(雅史)さん、高原(直泰)さんの強力2トップに加え、“N-BOX”と呼ばれた中盤も豪華そのもの。
名波(浩)さんがチームを操り、(藤田)俊哉さん、奥(大介)さんは、どんどん前に出てゴールを奪っていました。それに選手層も厚く、誰もが個性的で、チームに貢献していました。勝てるイメージをなかなか持てなかったですよね。あれほど強さと華やかさを兼備したチームは、稀なんじゃないでしょうか。
09年の鹿島は、Jリーグで唯一3連覇を果たした07年からのチームとして挙げました。トータルの力で見れば、1位の磐田のほうが上だとは思うんです。でも、勝負強さで言えばあの時の鹿島は歴代トップかなと。勝つために何をするべきかチーム全体で整理されていて、全員のベクトルが合っていた。そうでないと、3連覇は成し遂げられませんよ。
僕も広島時代にリーグ連覇を経験しましたが、3連覇は本当に難しい。周囲から徹底的にマークされますし、勝てば勝つほど日程は厳しくなりますからね。そうした“壁”をすべて越えなくちゃいけない。シーズンを戦っていけば浮き沈みもあります。その点で、鹿島はフロントを含めて明確なビジョン、哲学を持っていた点が大きかったんだと感じます。
(小笠原)満男さんの活躍も光りましたよね。すべてが高レベルで、根底には“目の前の相手に負けない”というサッカーで最も大事な気持ちを持っていました。あの時の鹿島は、満男さん抜きで語たることはできません。
ちなみに口数は少ないように見えますが、実際に話すとそんなことはないんです。代表で一緒になった時は、すごく話しかけてくれて、ギャップに驚かされました(笑)。
広島で選びたいのは…
そして僕がプレーをした広島では、15年のチームを選びました。12、13年はリーグ初優勝を含めて連覇を果たすも、14年は8位。15年は選手も抜け、チームとして危機感が強まっていたんです。Jリーグではちょっとしたボタンの掛け違いでJ2降格を喫したチームがありますからね。ただ危機感が良い競争を生み、やるべきことを徹底できた。当時は僕もポジションを掴むために必死でした。
振り返ればコンビネーションが成熟し、主力選手の状態も良かった12年のチームのほうが、サッカーの質は高かったかもしれません。ただ15年は(浅野)拓磨ら若手が逞しく成長し、全員の力で戦い抜けた。森保(一)監督のベンチワークも素晴らしく、結果的には勝点も得点も最も良い成績を残せました(年間勝点74はJ1史上最多タイ。平均得点2.15はクラブ歴代最多)。
あのシーズンはドウグラスも奮闘したとはいえ、MVPはやっぱりトシ(青山敏弘)ですよ。確か13年まで僕がキャプテンをやってトシに引き継いだんです。でも14年は優勝を逃し、トシとしては葛藤があったんだと思います。だからこそチームを牽引した15年の活躍は心から嬉しかったですし、リーグMVPにも選ばれましたからね。誇らしかったです。
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取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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