拮抗した展開は終盤に均衡が破れる
J1リーグは10月24日、各地で24節の5試合と28節の1試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、24節の鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島の一戦が行なわれ、鹿島が1対0で勝利を収めた。
拮抗した試合は0-0で迎えた76分、三竿健斗からのフィードに抜け出したエヴェラウドがGK林卓人との1対1を制し、ゴールネットを揺らす。エヴェラウドの今季13ゴール目で鹿島が均衡を破った。
その後は、老獪な試合運びで1点を守り切った鹿島が勝利を手繰り寄せた。鹿島は2連勝で勝点を45に伸ばした。一方の広島は同34にとどまっている。
決勝点を挙げたエヴェラウドは「オープン気味のゲームだったが、一回の攻守の切り替えでボールを奪って、ゴールに繋げることが出来た」と冷静にゴールシーンを振り返ると、「ロッカールームでは、これからは‟9回の決勝”ということを言っている。9回勝ち続けたい」と残り試合の勝利を誓った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部