鹿島のMF土居聖真(28)が27日、ホーム3連勝を至上命題に掲げた。チームは29日にホームで浦和と対戦。今季残り3試合はいずれもホームゲームで、ACL圏内の3位浮上には1試合も落とせない。「残り試合今いるメンバーで戦うためにも、ケガ人をなるべく出さずに最後まで3連勝で終わりたい」と力を込めた。
この日から新型コロナウイルスに感染したDF永戸勝也(25)の濃厚接触者で、隔離となっていたDF町田浩樹(23)ら計6人が復帰した。土居は「1試合も中止せずにできたのは不幸中の幸い」と、安堵(あんど)する一方で「選手1人1人の自己管理の意識。僕らの不注意で(サポーターから試合を)奪ってしまうのはやってはいけない」と戒めた。
前節柏戦で1―4で敗れ、目標としていた2位浮上は極めて厳しい状況となった。それでも、「今季はチーム、スタッフが探り探りから始まった状況で。内容が良くても結果がついてこない時もあったが、だんだんと監督が目指すサッカーができてきた。最後、勝ちきって終われば来季につながる」と、連勝締めを誓った。
◆鹿島・土居 今季残り3試合は全てホーム、ACL圏浮上へ「3連勝で終わりたい」(スポニチ)