
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年11月1日日曜日
◆【鹿島】「試合、あったんですか?」日本サッカーの発展を願うザーゴ監督がレフリングに苦言(サッカーダイジェスト)

「こういうことはあんまり放置しては良くない」
[J1第25節]鹿島0-2名古屋/10月31日/カシマ
「試合、あったんですか?」
試合後のオンライン会見で、ザーゴ監督は開口一番、そう言った。ホームに名古屋を迎えた一戦は、鹿島の指揮官にとってはサッカーの試合ではなく、「ファウルゲーム」として映ったという。
普段は温厚なザーゴ監督が語気を強める。
「今まで僕はレフリングやレフリーに対して、あまり文句を言ったことはありませんが、今日は反スポーツ的行為というものがピッチの中で行なわれ続けて、それが野放しにされていました」
強調したのは、キックオフ直後のプレーだ。名古屋の最終ラインからロングボールが入る。金崎夢生と犬飼智也が競り合う。激しいデュエルのなか、金崎の左腕が犬飼の顔にヒットしたのか、犬飼が倒れ込んで、ファウルの判定に。カードは出なかった。
「繰り返しになりますけど、一発目の犬飼選手に対する金崎選手の行為は退場に値するものであって、こういうことはあまり放置しては良くないと思います」
珍しくここまで言及するのは、ザーゴ監督の信念の表われでもあるのだろう。フェアに、“サッカーをしたい”――そうした想いがあるからだ。
「レフリーの手助けで勝利したいとは一切思いません。もし僕らのチームがPKを得て、でもそれがPKに値するものでなければ、僕は『外せ』と指示を出します。それぐらいフェアにやっていかなくてはいけない。
サッカーをする、サッカーを見たいというのが、我々のサポーターだけでなくて、サッカーファンの一番の希望であると思います。今日のような“サッカーをしない”というのは、日本サッカーの発展にはつながらない。それはレフリングとしても、日本サッカーとしても、あまり受け入れるべきではないかなと思います」
自分が納得しないことがあれば、ザーゴ監督はこれからも言い続けるだろう。
「僕は常に、サッカーをする、ということを選手に言い続けています。それは日本サッカーの発展のために、残していかなくてはいけない」
たしかに、試合を通じて微妙な判定が少なくないゲームではあった。鹿島は0-2で敗戦を喫したが、ザーゴ監督は「結果は忘れなくてはいけないし、切り替えなければいけない」としたうえで、「これもひとつの教訓に。ひとつの苦い経験ではないかと思います」と、今回の名古屋戦も今後の成長の糧にすることを誓った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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