J1鹿島のテクニカルディレクター(TD)を務めるジーコ氏(67)が11日、クラブの選手・スタッフが飲酒運転撲滅にむけた講習会を受けたことを自身のインスタグラムで報告した。
Jリーグでは、10月19日にJ2新潟が、酒気帯び運転が発覚したファビオとペドロ・マンジーのブラジル人FW2人との契約を解除。同26日にはJ1G大阪が、道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑でブラジル人FWアデミウソンが大阪府警の任意捜査を受けたと発表するなど、Jリーガーによる飲酒運転の不祥事が相次いで発覚していた。
ジーコ氏は11日にSNSを更新。10日に選手・スタッフらが講習を受けた写真をアップし、コメントを掲載した。「昨日は鹿島で、鹿嶋警察から飲酒運転問題についての講演会を受けました。事故の数を減らす方法、、責任や罰則は何か、全てが私たち全員に啓発されました。ブラジルでは(飲酒運転の)禁止法があり、確実に事故の数を減らしています。それはここでも変わらない。それが原因で契約を終了したブラジル人選手もいます。自分たちの人生を尊重しましょう」と呼びかけた。
◆【鹿島】飲酒運転撲滅へ講習会を実施 ジーコTD「自分たちの人生を尊重しましょう」(報知)